物理アドレス。全ての周辺装置、補助記憶装置には、物理アドレスが割り当てられている。物理アドレスの割り当てはSGで行う。
DBエンジン機能を実現するための装置。メモリの集合体。Express5800になってからは本体メモリを流用するので不要。
ファイル処理を高速化する機能。データをメモリ上に全部置いて、そこでデータ検索したり更新したりすることで、高速化を実現している。S7200時代は追加ハードウェアで実現していた。Express5800からはメインメモリを利用しているのでExpress5800では多量のメモリが必要となる。試したことはありませんが、たぶんメモリが少ないと逆に遅くなるような気がします。NECシステム7200時代はハードディスク性能などいろいろ遅かったので使用すると劇的な効果があったようですが、今はハードディスク自体も随分速くなっていますがどうでしょうか。
参考説明書:データ管理説明書 − DB−エンジン機能
システム基本操作法説明書 − 媒体管理支援
A-VX RDBに対して行われた更新を、複数のWindowsNT/2000のデータベースに反映しデータベースの複製を作成する機能。A-VXのDBレプリケーション機能は、データの同期がA-VX RDBからWindowsのRDBへと一方向のみであることに注意。
参考:A-VXW OpenDatabaseAccessKit
参考説明書:リレーショナル型データベース説明書
Distributed Information Network Architecture。NECの分散処理システムの標準ネットワークアーキテクチャ。OSIとかIBMのSNAみたいなもののNEC版。
参考説明書:メッセージ管理3説明書
分散システムアプリケーション体系"DISA"。昔IBMが提唱していたSAAみたいなもののNEC版。1980年代末から1990年代初頭の頃に盛んに喧伝された概念。私自身よくわかっていないのでうまく説明できないが、NEC製のメインフレーム、オフコン、ミニコン、ワークステーション、パソコンほか諸々を統一したインターフェース(UIやネットワークプロトコル、データ形式など)でアプリケーション側から統合していきましょうというような概念らしい。
8ビット文字コード体系の一種。Extended Binary Coded Decimal Interchange Code。EBCDIC自体はIBMが策定したものですが、(IBM自身も含めて)いろいろな会社や組織で拡張されているので、世間ではいろいろな方言があります。NECのオフコンが使っている文字コードもEBCDICですが、若干一般的なものとは異なります。とかなり驚かせましたが、異なる部分はめったなことでは使わない部分だけなので、通常は一般的なEBCDICと考えて問題ありません。
8ビット文字コード体系の一種。NECのオフコンはこの文字コード体系を使っています。いわゆる世間で言うところのEBCDICカナ(EBCDIK)とはまた異なります。
Execution Processing Unit。世間一般で言う、CPUとかMPUなどとほぼ同じ意味。
参考:IOP、OSP、APP
システム100/S150からシステム7200までで使用していた、磁気ディスクとの接続インターフェース。1枚のPKGあたり最大接続ディスク台数は7台。
参考:SMD,ST506
比較的最近のExpress5800/600シリーズには標準添付されている。WindowsNTサーバのハードウェア/ソフトウェアの状況を監視するためのソフト。監視したいサーバにインストールする。遠く離れたクライアントからサーバのCPUやメモリ、サーバ内温度、ディスクの状態などいろいろ監視できる。通常はESMPRO/ServerManagerと組み合わせる。
比較的最近のExpress5800/600シリーズには標準添付されている。WindowsNTサーバのハードウェア/ソフトウェアの状況を監視するためのソフト。監視するクライアントにインストールする。遠く離れたクライアントからサーバのCPUやメモリ、サーバ内温度、ディスクの状態などいろいろ監視できる。通常はESMPRO/ServerAgentと組み合わせる。
Express Server Startup。主にExpress5800シリーズのアプリケーションのインストールに使用します。複数毎のCD-ROMにいろいろなアプリケーションがはいっています。
NEC製のサーバ。A-VXIVやA-VX01、A-VX02はこのサーバ上で動きます。Intel社のペンティアムが載っているサーバです。
NEC製のサーバ。残念ながらもう販売されていません。MIPS社の互換CPUであるVR4400、VR10000を使用しています。このサーバ上でA-VXIIIが動きます。
Express5800シリーズに付属するCD-ROM。主にOSをインストールする時に使用します。その他に付属のソフトウェア、HW固有のドライバ、マニュアルなども入っています。
Express5800用のWindowsNT/2000自動インストールツール。EXPRESS BUILDERのCD-ROM内に格納されていました。
Express5800/600Aiシリーズの中上位機に標準で添付されている電子メールサーバ。2003春モデルから、標準添付されなくなりました。
A-VX上のアプリケーションからFAX送信する。例えばMail連携やWeb連携と組み合わせれば、商品カタログ送付依頼のWeb画面から、FAX送信先を入力させて、電子メールでサーバへ送信、A-VXが自動でカタログをFAX送信ができる。わざわざA-VXでやる必要もないかもしれないが・・・。
FAX連携を実現するためのCOBOL85用サブルーチンと実行環境。
Field Commandギャザリング
→ギャザリング機能
フロッピーディスク装置を表す装置名。Windowsで言えばAドライブとかBドライブに相当する。A-VXは最大4台のフロッピーディスク装置が繋がるので、一般的にはFDU000〜FDU003まで。
参考説明書:データ管理説明書
参考説明書:データ管理 − プリンタファイル
普通のフォントファイル。A-VXIII、A-VXIVにおいては、WSエミュレータで、Windowsによるコード体系の違いを吸収するために使用する。A-VXやWindows3.1のコード体系はJIS78、Windows95/98/NT/2000はJIS90のため、Windows95/98上でWSエミュレータを使用すると、WSエミュレータ上に表示する文字が意図した文字とは違ってしまうことがある。JIS90コード体系のWindows上で、FontAvenueのJIS78のフォントを使用することによって、正しい文字を表示するようにする。
分散処理ユーティリティ。簡単に言うとオフコンの端末をオフコン本体を経由して汎用機(ACOS機)の端末として使うための機能。GTOS31K、GTOS21を包含。GTOS52Gがベーシック手順、GTOS52GDがDINAまたはB4670/B4680用。
ベーシック分散処理ユーティリティ。簡単に言うとオフコンの端末をオフコン本体を経由して汎用機(ACOS機)の端末として使うための機能。もともとはデータステーションN6300/50NのETOS-31Kをエミュレーションするために作られた。