分散型フルスクリーンエディタ。標準付属のテキストエディタよりちょっとだけ高性能なエディタ。別売り製品。
ファイルのアクセス処理の一部を同時平行に動作させる機能。性能向上策の1つ。
参考説明書:データ管理説明書 − ファイル管理機能
ユーザを管理する機能の1つ。1つのシステム上で、複数のカンパニを用意して、ユーザをカンパニ(部門別、グループ別)に分類して管理することができる。例えばファイルを例に挙げると、あるカンパニのファイルは、別のカンパニのユーザから見ることができなくなる(存在すらわからない)。異なるカンパニで同じ名前のファイルを作ることができる。(即ちAカンパニユーザとBカンパニユーザは、全く同じプログラム、パラメータを使用しているにもかかわらず、別々のファイルをアクセスできることになる。つまりカンパニ毎にプログラムを改造やパラメータの変更をする必要がないということ。)話だけ聞くとWindowsのOUとちょっと似ているように感じるが、ちょっと違う。
参考説明書:システム管理説明書 − ジョブ管理
フロッピーディスク1枚で1ボリュームとなり、一般的にはボリュームのサイズ以上の大きさのファイルを入れることができない。(Windowsで2メガバイトのファイルをフロッピーディスクに入れようとしてもオーバーフローで入らないのと同じ。)複数のフロッピーディスクをまとめて(つまり複数のボリュームをまとめて)、フロッピーディスク1枚には収まりきらないほど大きなファイルでも入れられるようにしたファイルをマルチボリュームファイルと言う。
参考説明書:データ管理説明書
1つのレコードを複数のレコード形式で扱うこと。
参考説明書 − データ管理説明書
ファイルで使われる。指定した満了日までファイルを削除されないようにする。
参考説明書 − データ管理説明書
異常状態のファイルのこと。あるファイルに対してデータ書き込みの途中でA-VXが落っこちたりした時に、そのファイルがなったりする。Windowsでワープロで文書作成中に突然OSが落ちてしまった時にワープロ文書が壊れてしまうことがあるが、それと同じようなもの。A-VXには未クローズファイルの復旧手段がいくつか用意されており、状況によって最適なものを選択することになる。#ABCなどのファイル関連のユーティリティで未クローズファイルを表示するとファイル名の前に「*」マークが付く。
参考説明書 − データ管理説明書
バックアップ媒体の1つ。
SMART2EXでは、処理の中心となるデータファイルを指す。順編成ファイル、索引順編成ファイル、相対編成ファイルが対象ファイル。
参考:補助ファイル
通信で、ある特定のデータが来たときに自動的に指定のアプリケーションを実行する機能。
参考説明書:メッセージ管理3説明書
オンラインシステムの機能を、できる限り標準化して、COBOLや専用ユーティリティから容易にオンラインシステムを構築できるようにする機能を提供している。A-VX/ITOSでネットワークを構築する時に必要な機能。
参考:メッセージ管理I、メッセージ管理II、メッセージ管理III、メッセージ管理V、メッセージ管理S
ITOS時代の1.1〜11.xxぐらいまでのメッセージ管理。ベーシック手順系。メッセージ管理IIIとして統合された。今は無い。
ITOS時代の1.1〜11.xxぐらいまでのメッセージ管理。ハイレベル手順系。メッセージ管理IIIとして統合された。今は無い。
ITOS-4(V) R13.1にメッセージ管理IとIIを統合。ベーシック手順とハイレベル手順両方を扱うことができるメッセージ管理。1の機能と2の機能を足したので1+2=3でメッセージ管理IIIという名前になったらしい。
参考説明書:メッセージ管理3説明書
SYS@CDEF。メッセージ管理3のSG情報を格納するファイル。
参考:システム定義ファイル
参考説明書:メッセージ管理3説明書
Vは5です。1,2,3と来て、4は無くて、5です。機能強化されてメッセージ管理Sに名前変更。
Sの由来はよくわかりませんが、おそらくSEPのSだと思います。メッセージ管理Vの後継で、TCP/IPに特化している。
参考説明書:メッセージ管理S説明書
A-VX/ITOSの出力するログの1つ。A-VXIV以降では、これを有効にするとイベントログにも同じ内容を出力する。従って、気をつけないと大量にイベントログに出力->すぐにログがオーバフローしてログの意味を成さない->おまけにディスクの負荷が高くなってなんとなく処理遅くなる。といいことがない。要注意のログ。
参考:ジョブ活動記録、利用者情報記録、ハードウェアエラー情報
参考説明書:システム管理説明書 − 運用管理
ワークステーションの間でメッセージをやり取りする機能。システムコマンドのメッセージ送信コマンド/メッセージ受信コマンドを使う。例えば、ステーション1でメッセージ送信コマンドを使ってステーション2へ「こんにちは」というメッセージを送る。ステーション2では、メッセージ受信コマンドを使って「こんにちは」というメッセージを受け取る。これぐらいしか使い道がない。あまり使えない機能。
参考説明書:システム管理説明書 − 運用管理
メニュー画面を表示するためのプログラム。実際はパラメータセットの一種。#MENUMや新システム体系ユーティリティのメニュー保守といったユーティリティで作成したり改造したりする。
参考説明書:互換操作法ガイドブック<パラメータ編> − メニュー保守
ユーティリティ説明書 − メニューの保守
保守時に使用するファイル。ある時点のメモリの状態をファイルに保存したもので、一般的には障害が発生した時に、原因調査のためにメモリダンプを採取する。サーバ側のメモリダンプとワークステーション側のワークステーションメモリダンプがある。Express5800/700シリーズやExpress5800/600シリーズには、サーバ側のメモリダンプはA-VXメモリダンプとWindowsメモリダンプの2種類がある。障害発生時は2つとも採取しておくのがベターであるが、ディスク上に巨大なファイルを出力するのでディスクの空き容量を確認しておくことを忘れないように。S7200以前はWindowsはないので、「サーバ側のメモリダンプ イコール A-VX用のメモリダンプ」となる。その他、高速回線アダプタやB4680IIボードアダプタなどのメモリダンプがある。アプリケーションのダンプはアボートダンプと呼ばれ、別の方法で採取する。
保守時に必要なメモリダンプやイベントログファイルなどをテープ媒体などに書き込むツール。保守時以外には使用しません。あらかじめメモリダンプ採取を行う必要がある。
参考:A-VXメモリダンプ
参考説明書:システム管理説明書 − メモリダンプ
Express5800/600シリーズのコンソール画面のスタートメニューのA-VX保守項目にあるアイコン。実行するとメモリダンプ吸い上げツールが起動する。
ファイルをメモリとみなし、データに対してアクセスする時には、ファイルに対するRead/Write命令を使用せずに、メモリアクセス命令を使用する機能。内部処理としてはファイルのデータをメモリに読み込むようになっているため、メモリ上にデータが存在している場合は、ファイルから読み込む場合に比べて、非常に高速に処理が行われる。コンパイラ(COBOL/COBOL85/IDLII/FORTRAN77)、リンカ、SMARTIIEX、RDB/EUFII、MIEDIT、#TEDIT、ソートなどが使用している。
参考説明書:データ管理説明書 −ファイル管理機能
S100の5シリーズあたりの一部のモデル(システム20シリーズ)では、メロディ機構なる装置が付いているものがあり、フロッピーディスク(もちろん8インチFD)を使ってシステムを立ち上げたりソート処理を行ったりすると、それら処理中に音楽が鳴りました。いわゆる当時流行ったオフコンアレルギー対策の一環。S3100やS7200は、付いていないので鳴りません。もちろんExpress5800シリーズも鳴りません。
->モニタプログラム
一般的には監視プログラムを表す。NECのオフコンのマニュアルでは、オフコンのOS(つまりA−VX)を指すことが多い。(おそらくA−VXシステムが、ユーザプログラムを”監視”しているのでこのような表現になると思われる。)ユーザ作成のアプリケーションプログラムと対比して記述するときにこのように表現されることが多い。