A−VXに電子メールを送って返事をもらう
A−VX4 R3.5から、メール連携機能というものがA−VXの標準装備されました。
A−VXメール連携機能を使って、A−VXに電子メールを送って業務をさせることができます。
下の画像は、「足し算をして結果を電子メールで送るCOBOLプログラム」にメールを送ってその結果のメールを受け取ったところです。
例えば、上のように「42」と「17」と書いてA−VXに電子メールを送ると、下のようにA−VXから「59」と結果がメールで返信されます。
COBOLプログラムはそんなに難しくはありません。普通に順編成ファイルにI/O(メールを送る時はwriteしてclose、受ける時はopenしてread)するように作ればよいだけです。
下準備も、システム生成さえ済んでいれば、後はフォームを作成するだけです。
参考として、足し算をして結果を電子メールで送るもの(上で紹介したCOBOLのサンプルプログラム)を作った時に、私が行った作業を書きます。
「イントラネット連携説明書《メール/ウェブ連携》」に書いてある内容に従って作業をしています。
1.準備1
2.COBOLプログラムの作成
3.準備2
4.フォームの作成
5.メールを送ってみる
仕組みを簡単に説明
NECのカタログに出ている利用例の「出先から携帯電話のメールを送って在庫を検索して結果を受信」がこの機能を使ったものです。メールは誰でも送れるので、それなりにセキュリティを考えないといけません。迷惑メールやウイルスメールが来る度に反応してエラー結果のメールを返していたら大変です。うっかりアプリケーションを実行したらもっと大変なことになります。その点が注意点です。