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作業ファイルにソースユニットを使う

会話型テキストエディタは最初にいろいろなパラメータを入力させますが、実際にどういう用途でこれらのパラメータを使用すればよいのかわからない方もいらっしゃると思います。
いろいろなことができるのですが、今回は作業ファイルとしてTEMPORARYの代わりにソースユニットを使用した場合を具体的な例として紹介します。

作業ファイルにソースユニットを使う利点と欠点

作業ファイルにソースユニットを使うことの利点は、プログラムなどを編集している最中に万が一システムが落ちた時、編集中のプログラムを復活できる(かもしれない?)点です。最近のWindowsのワードでは、ワード自身が落っこちた時に編集途中のデータが復活できるようになっていますが、それとよく似たことができるということです。
作業ファイルをTEMPORARYにしていた場合は絶対に復活させることはできません。

その代わり作業ファイルにソースユニットを使用すると、動作が若干遅くなります。


なお念のために説明しておくと、ソースユニットライブラリ(SUL)がソース(テキスト)が複数入るファイルで、ソースユニット(SU)はソースが1個だけ入るファイルです。”ライブラリ”という文字がが付くか付かないかで大きな違いがあります。一般にソースを保存するのはソースユニットライブラリになります。で、この説明はエディタのパラメータの応用例であるとともに、ソースユニットの使用例でもあります。

ソースユニットを準備する

TEMPORARYと違って、あらかじめソースユニットを準備しておかなければなりません。

もし作業ファイルとして使用できるソースユニットが無かったら作りましょう。
A−VXの世界では、何事も前準備が必要なのです。

ソースユニットの定義(作成)方法

エディタで作業ファイルとしてソースユニットを使う

エディタで、作業ファイルにソースユニットを選択する方法を説明しています。
既存のソースユニットがあるからそれを使おうという人は、そのファイルが本当に作業ファイルとして使用してよいか確認してください。ソースユニットに入っているプログラムは作業ファイルとして使用する度に上書きされてしまいます。重要なプログラムを消してしまうことのないように注意してください。

例として、上で作ったソースユニットを使っています。

エディタで作業ファイルとしてソースユニットを使う方法

システムやエディタが落ちた時に編集中のテキストを復活させる

システムが落ちたりしてしまった時に、実際にテキスト(プログラムなど)を復活させる方法を説明します。
上で説明したように、あらかじめ作業ファイルを使っているという前提です。

システムやエディタが落ちた時に編集中のテキストを復活させる方法