Google
オフコン練習帳内を検索
インターネット全体を検索

NECオフコン関連
オフコン一般
情報
トップ  >  ITOS-VX

ITOS−VX
サーバ系モデル用


NECのオフィスプロセッサS3100シリーズ用のOS。
ITOS-4(V)の後継OSで、バージョンが引き継がれている。
細かく分けると、サーバ系モデル用のものとスタンドアロン系モデル用のものがある。

バージョン別の説明


R19.1
概要 S3100シリーズ用の最初のバージョン。
出荷時期1987年5月
新機能 マルチプロセッサ対応
キャッシュメモリ対応
バッファメモリの大容量化
パソコン(PC9801シリーズ、N5200シリーズ)のWS化
自動電源制御機構の年間予約機能
etc.
R19.2
概要特殊用途(海外版)
出荷時期
新機能
R19.5
概要
出荷時期1987年11月
新機能
R21.1
概要 本バージョンの目玉機能は、TCP/IP,ISDN,OSI対応、接続可能HW数の拡大。
出荷時期1988年5月
新機能
R21.2
概要特殊用途。
使用可能な物理メモリサイズが最大72MBになっているが、その他の基本機能はR21.1に準じる。R23.5の新機能は入っていない。R21.2は特殊用途のため、R21.2の新機能はR21.5では組み込まれず、次バージョンのR23.1で組み込まれた。
出荷時期は、ほぼR23.5と同じ。
出荷時期
新機能
R21.5
概要
出荷時期1988年11月
新機能
R23.1
概要 本バージョンの目玉機能は、最大搭載メモリサイズや接続可能HWが増えたこと、新モデルであるS3100Aモデルに搭載可能であること。
出荷時期1889年1月
新機能
  • OSオーバレイ削減
    搭載可能なメモリサイズが拡大したことに伴って、OS機能をメモリ上に常駐させるサイズを増やした。(逆にオーバレイさせるサイズが減った。)これにより、処理が若干高速化する。主にファイルのオープン/クローズやプログラム起動/終了時に使われる部分を常駐したので、これらの機能を使う部分で若干の高速化が望める。
  • 実メモリ空間拡大
    使用可能な最大の物理メモリサイズが16MBから72MBに拡大した。
    ただしハードウェア毎に物理的に搭載可能な物理メモリサイズが決まっているので、OSがサポートしていても最大サイズまで使用できない。実際に最大値まで使用できるのは、S3100/90AとR23.2の組み合わせだけ。
  • オンライン物理回線数拡大
    OS上で以下の回線数をサポートした。
    ただしハードウェア毎に物理的に接続可能な数が決まっているので、OSがサポートしていても最大数まで使用できない場合もある。
    MCP  4枚->8枚
    COP-M 2枚->4枚(COP-Dと合わせ8枚)
    DCMA2 1枚->8枚
  • JS起動インターフェースの強化(#SPOOL)
  • ↑(上矢印)↓(下矢印)のサポート(#DDM、#DDLSR)
  • 表定義保守の自動アロケート機能画面の操作統一
  • 新規周辺装置サポートなど
R23.2
概要(当時新発売となった最上位モデルである)S3100/90Aに対応したバージョン
新機能はだいたいR23.1に準じる。
出荷時期1889年7月
新機能
  • ディスクキャッシュ機能
R23.5
概要R23.2とR23.1の機能を統合。
出荷時期1989年10月
新機能
  • 大規模システム対応最大機能を標準でサポート
    たぶんR23.2での機能をR23.1と統合しましたということだと思う。(詳細は不明)
  • OSオーバレイ削減
    R23.1と同じ内容?
  • フォームオーバレイ機能強化(#FORM)
  • ITOS エラーログ機能
  • 新規周辺装置のサポートなど
R23.6
概要S3100及びS3100Aモデル用としての最後のバージョン。
R23.5リリース後に出荷された新規周辺装置のサポートを行っている。
出荷時期1992年5月
新機能
  • 新規周辺装置のサポート



※この後は、A-VX10SXへ続く





戻る
戻る