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ソートユーティリティ

ユーティリティの操作を登録する(セーブパラメータ機能)

データの分類や集計の作業は日常業務の中で頻繁に発生します。ソートユーティリティなどを用いることでプログラムを作成することなく処理を実行できますが、それも毎回同じパラメータを手入力しなければなりません。

このように同じ処理を繰り返し行うのであれば、その手順をパラメータセットとして登録しておき、利用すると便利です。この機能を、セーブパラメータ機能と言います。

この機能を有するユーティリティは以下のものであり、パラメータセットはパラメータライブラリファイル(PML)に格納します。

  • #SORT
  • #FLCNV
  • #MERGE
  • #MIXGN

パラメータセット(PM、PS)名をSORT01で装置名MSD001のUPMLに格納する場合は、次のように指定します。

*** ENTER PARAMETERS ***
SORT IDENTIFICATION;             SRT=
INPUT DEVICE;                    IDE=MSD
INPUT FILE NAME;                 IFI=E-FILE0
OUTPUT DEVICE;                   ODE=MSD
OUTPUT FILE NAME;                OFI=E-SORT0
INPUT FILE OPEN MODE;            IFO=PROTECT
WORK DEVICE;                     WKD=TEMPORARY
WORK FILE SIZE;                  SIZ=

LIST;                            LST=NO
SAVE PARAMETERS;                 SAV=SORT01
PARAMETER DEVICE;                PDE=MSD001
PARAMETER FILE NAME;             PFI=UPML
EXPAND MEMORY;                   MEM=
    :
    :

SAVE PARAMETERSにパラメータセット名(SORT01)、PARAMETER DEVICEに装置名(MSD000)、PARAMETER FILE NAMEにパラメータセットを入れるパラメータライブラリ名(UPML)を指定します。

セーブパラメータの指定を行った際、そのユーティリティはパラメータの登録のみが行われ、実行はされません。

パラメータの実行は、RUNコマンド入力行で次のように行います。

SORT01,FILE=UPML,DEV=MSD001;