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ソースプログラムの印刷

COBOLやFORTRAN、ジョブストリーム(JS)、パラメータ(PM)、システム生成言語(SGL)などのプログラムを印刷することができます。

1.COBOLプログラムの印刷

例として、MSD002のTESTAPSULという名前のSULに入っているWORKという名前のCOBOLプログラムを印刷してみます。

RUNコマンド入力行で、「#BEDIT;」と入力して「ENTERキー」を押します。



バッチ型テキストエディタ#BEDITが起動されました。

ACTでは、どのような操作をするのかを選択します。
テキストのリストを印刷するので「2.LIST」を選びます。「2」と入力するか「LIST」と入力します。



続いて、印刷するプログラムを指定します。

PRGにはCOBOLプログラムの名前、IDEにはどのハードディスクに入っているかを入力、IFIにはCOBOLプログラムの入っているライブラリファイルの名前を入力します。
今回の例では、PRG=WORK、IDE=MSD002、IFI=TESTAPSULと入力しました。
なお、PRG=!とすると、MSD002のTESTAPSUL中に入っている全プログラムを印刷します。PRG=A!とすると先頭1文字がAで始まるプログラムを全部印刷します。もしABで始まるプログラムを指定するならば同様に「AB!」とやればよいのですが、残念ながら「A!B」とか「!CD」とか「A!C!E」とかはできません。先頭が○×で始まるプログラムというようにしか指定できません。



最後にどのプリンタに印刷するかを指定します。
今回はステーション対応プリンタに印刷することにします。
ステーション対応プリンタの名前はPRN999なので、PRD=PRN999(下のメニューの0を選んでもよい)と入力しました。



2.JSにしてみよう

印刷するたびに#BEDITのパラメータを順番に手入力するのは面倒です。何回も印刷するならば、ジョブストリーム(JS)化してしまいましょう。

例えば、上の作業をJSで書いてみます。


// MSD002上のTESTAPSULファイル内の任意のプログラムを印刷します。;
/RUN #BEDIT;                                                     
ACT=LIST_PRG=WORK_IDE=MSD002_IFI=TESTAPSUL_PRD=PRN999_           
/> ;                        

これを適当なJS名で保存して、その都度実行すれば、いつでもMSD002上のTESTAPSULの入っているWORKという名前のCOBOLプログラムを印刷することができます。

上の例文では、WORKという名前のプログラムしか印刷できません。もう少し汎用的にしたいですよね。
下のように「PRG=^」とするとJS実行時にプログラム名を入力できるようになり、MSD002のTESTAPSUL上にある任意のプログラムを印刷できるようになります。


// MSD002上のTESTAPSULファイル内の任意のソースを印刷します。;    
// 印刷したいソース名を入力してください;                         
/RUN #BEDIT;                                                     
ACT=LIST_PRG=^_IDE=MSD002_IFI=TESTAPSUL_PRD=PRN999_
/> ;                        

SU名も可変したいなら「IFI=^」、出力するプリンタを可変にしたいなら「PRD=^」と具体的な名前の代わりに「^」にすれば、JS実行時に名前を入力できるようになります。