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バッチ型テキストエディタ(#BEDIT)

バッチ型テキストエディタは、エディタという名前の通り、COBOLやFORTRANのソースプログラムやジョブストリーム(JS)を編集するためのユーティリティです。
システムで用意しているティストエディタとしては、この他に「会話型テキストエディタ(#TEDIT)」があります。

もともとバッチ型テキストエディタの目的は、紙カードやフロッピーディスクに入力されたソースプログラムをオフコン本体に一括入力するためです。

今からはるか昔、1960〜1970年代ぐらいのコンピュータ(特に汎用コンピュータ)は、入力装置がコンピュータとは独立している(いわゆるオフライン入力装置)していることが多く、穿孔機、キートゥディスク装置、キートゥテープ装置等の入力装置で、一旦紙カード、紙テープ、フロッピーディスク、磁気テープ等にデータを入力、出来た紙束や磁気媒体をコンピュータの入力装置にどっこいしょと持っていって、装置にセット、そしてバッチ実行してデータを一括入力していました。ソースプログラムの入力も当然一旦各種媒体にオフライン入力して、その後本体に媒体から一括入力していました。バッチ型テキストエディタはそのような運用を想定して用意されています。ただしオフコンは当初からオフライン入力よりもオンライン入力(現在のようにコンピュータ本体にキーボードやディスプレイが付いていて、キーボードから直接コンピュータ本体にデータを入力する形態)の比率が高かったようです。

今主流の画面を見ながらキーボードを使って直接コンピュータに入力していくような使い方のために用意されているのが、会話型テキストエディタです。
一応バッチ型テキストエディタ#BEDITでも、普通にキーボードから入力していくこともできますが、一般的にはこのような使い方をするならば会話型テキストエディタを使用します。

現在、このエディタは何のために存在するかというと、COBOLやジョブプログラムの印刷が主になります。

●できることの例

キーボードからのテキスト入力
オフライン媒体からのテキスト生成
キーボードからのテキスト修正更新
オフライン媒体からのテキスト修正更新
ソースプログラムの印刷

●詳しい説明

詳細は次の説明書を読んでください。

  • 「互換操作法ガイドブック<パラメータ編>」−「第6章 プログラム開発」−「6.2 バッチ型テキストエディタ」
  • 「ユーティリティ説明書」−「第5章 プログラム開発支援」−「5.2 原始プログラムテキストの印刷」