3.ログ関連ユーティリティ
- (1)ログ編集ツール(#LGEDT)
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メッセージ記録、メッセージ記録の2つの情報は、ジョブログ・メッセージログ・RCログ編集ツール(#LGEDT)で見たり、抽出したり、編集したりといったことができます。
ジョブログを画面に表示した状態。何日の何時何分にどの端末で誰がどのロードモジュールを実行したかがわかります。
下がさらに詳細を表示したところ。
メッセージ記録の方は、主に画面に表示したエラーメッセージが出ます。
ログ編集ツール自身、ある程度ログを抽出する機能を持っています。特定期間の情報を抽出したり、特定の端末や特定のプログラムの情報だけ抽出するといったこともできます。
ログ編集ツールには、ログを順編成ファイルに出力する機能も持っていますので、ログを「順編成にファイル出力→#NFCNVでWindowsファイルへ変換→エクセルなどのWindowsのプログラムで編集」ということもできます。(ちなみに拡張システムコマンドのサブコマンドでもファイルへ複写などができますが、サブコマンドは機能制限が多いため、ログ編集ツールを使用したほうがよいでしょう。)
- (2)コンソールログユーティリティ(#CSL00)
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メッセージ記録は、コンソールログユーティリティ(#CSL00)でも見ることができます。これはログを見るだけの機能を持ったユーティリティです。
メッセージのDISPACH LEVELが0や1の場合は、赤文字&ブザーが鳴ります。
自動的に更新されるわけではなく、[PF10]キーを押すと最新情報が表示されます。
ちなみにリモートコンソールログはリモートコンソールユーティリティ(#CSL01)で見ます。