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ファイル未クローズ−バックアップファイルあり

バックアップファイルからデータを戻しましょう。


バックアップファイルからデータを戻しましょう。

ファイルの未クローズ状態を元に戻してから、バックアップからデータを戻します。
作業前にもう一度よく考えてみてください。未クローズの段階ならばファイル内にデータが残っている可能性があります。(たぶんかなり残っているハズです。)未クローズの解除時に、まだ残っているかもしれないデータが消えてしまいます。バックアップが無いのならば、この残っているデータから復旧するしかありませんので、バックアップファイルなしを選んでください。

ファイルの未クローズの解除

一般のファイルとライブラリファイルでは未クローズの解除方法が異なります。

●一般のファイルの場合

簡易操作ユーティリティ(#ABC)の復旧あるいは新システム体系ユーティリティのデータファイルの復旧を使います。(ファイル障害復旧ユーティリティ(#RECOV)も使用可能ですが、古いユーティリティであるため復旧能力が低いので今では推奨されていません。)

簡易操作ユーティリティを使用した復旧例はここにあります
選択すべき項目は、処理選択に「RECOVER(再生)」、復旧対象に「CRE(ATE)」です。

これで未クローズ状態が解除され、通常のファイル状態になっているはずです。

●ライブラリファイルの場合

ライブラリ保守ユーティリティ(#LBM)で、未クローズのファイルをクリエートして未クローズ状態を解除します。
MDEパラメータとMFIパラメータは未クローズのファイルを指定します。ACTパラメータには「CREATE」を指定します。

バックアップからのデータ復旧

バックアップファイルからデータを戻します。

バックアップを行うにはいろいろな方法があり、システムにあらかじめ用意されているユーティリティを使用する方法、自分のところで作ったアプリケーションを使用する方法、いろいろなケースがあり、運用方法も異なることが多いので、一概に説明できません。一般的にはデータを戻すときには、バックアップと同じツールを使用して戻すことになります。

いくつかある方法のうち、#NEWSR#BKUP#FLCNV#ABCの例をあげておきます。


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