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ファイル編成の選択とファイルサイズの算定

1 ファイル編成の選択方法

NECの公式マニュアル「データ管理説明書」では、1章丸々使って「どのような場合にどのファイル編成を選ぶべきか」をファイルの活動率、移動率といった計算式を使うやり方から、処理形態、ファイルの大きさ、プログラミング上から、拡張性といった観点までいろいろな視点から書かれています。私はそれ以上の知識を持たないので、そちらの方を参照してください。もしここに何か書こうとしたら、公式マニュアルの内容をそのまま転記するだけになってしまいます。

今私がプログラムを作るとすれば、少なくとも順編成ファイルは使うと思います。他のファイル編成はあまり使わず、代わりにデータベースを使用すると思います。

ファイル編成の選択の観点でアクセス時間というものがありますが、今のオフコンは昔と比べて非常に高速に処理を行うので、たいていの場合は速度の面でもデータベースが他のファイル編成に劣ることはないと思います。ただデータベースは複数索引順編成ファイルの物理アクセスの前に「表」という論理アクセスが入るので、その分若干オーバーヘッドがかかります。もしデータベースでは遅いという場合は、相対編成や複数索引順編成のファイルを選択するということもあるかもしれません。

2 ファイルサイズの算定

それぞれのファイル編成のファイルサイズの計算方法もNECの公式マニュアル「データ管理説明書」では、1章丸々使って事細かに書いています。

計算式や各種表をそのままここに転記しても仕方がないので、それは省略します。

最適なブロック長や索引ファイル使用率といった情報も「データ管理説明書」に書いてあります。私のサイトにもあちこちに断片的に書いてあったりしますが、「データ管理説明書」の方がまとまっています。