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索引順編成ファイル その2

1 チューニング

どのくらい効果があるかは、そのシステムの状態によりますが、索引順編成ファイルのアクセスを高速化できるかもしれない方法がいくつかあります。
初級の域を越えているので、簡単に紹介するだけにとどめます。

  • データブロック長の変更(これはA−VXのシステムの特性上、ブロック長を 1〜512,769〜1024,1793〜2048,3841〜4096の範囲にすると効率良くファイルアクセスできるため、アクセスを高速化できることがある。)
  • 1索引ブロック内の索引エントリの数を増やす。使用効率の値を上げる。
  • もしソートされたデータを一括入力するならば、キーの昇順にソートするよりも逆順にソートしたデータを一括入力したほうが若干処理が速くなる可能性が高い。索引順編成ファイルの構造上、同じデータならば昇順より逆順の方がファイルI/O回数が減る可能性が高いため。(今はディスクのアクセス速度が昔より高速なので、おそらくどっちでもほとんど変わらないはず。)