ＩＴＯＳ−１
ＮＥＣのオフィスコンピュータの初期のＯＳ。
ＩＴＯＳ−１は1979年から1981年頃までのシステム５０及びシステム１００／４０フロッピーディスクシステム用のＯＳ。
フロッピーディスクベースのＯＳで、複数ジョブ同時実行機能はあるが、基本的にシングルジョブ主体。
主に下位〜普及型のモデル用のＯＳ
バージョン別の説明
| Ｒ２ | |
| 概要 | S100/40モデル専用OS |
| 出荷時期 | 1979年2月 |
| 新機能 |
|
| Ｒ３ | |
| 概要 | |
| 出荷時期 | 1979年7月 |
| 新機能 |
2タスク同時処理 ジョブのプライオリティ制御 通信手順 レベル2A/2Bサポート GTOS21 etc. |
| Ｒ３．５ | |
| 概要 | |
| 出荷時期 | 1980年3月 |
| 新機能 |
プリンタ共用制御 フロッピーディスクの両面フォーマット生成 etc. |
| Ｒ３．８ | |
| 概要 | |
| 出荷時期 | 1980年7月 |
| 新機能 |
日本語処理機能（16行タイプCRTへの日本語表示と漢字プリンタKLP60） |
ＩＴＯＳ−１（Ｎ）
ＩＴＯＳ−１の後継ＯＳ。
システム２０、システム５０及びシステム１００／４５フロッピーディスクシステム用のＯＳ。
フロッピーディスクベースのＯＳ（一応ディスクベースでの運用も可能）で、複数ジョブ同時実行機能はあるが、基本的にシングルジョブ用となっている。
（Ｎ）は日本語対応を表す。
主に下位〜普及型のモデル用のＯＳ
バージョン別の説明
| Ｒ５．１ | |
| 概要 | S20/25モデル専用OS |
| 出荷時期 | 1981年5月 |
| 新機能 |
|
| Ｒ５．２ | |
| 概要 | |
| 出荷時期 | 1981年7月 |
| 新機能 |
フォントの文字パターン保守、辞書ファイル保守等。 複数索引順編成ファイルのサポート。 etc. |
| Ｒ５．５ | |
| 概要 | |
| 出荷時期 | 1981年10月 |
| 新機能 |
S20/15でSMART実行可能に。 S50/35で高級COBOL実行可能に。（それまではCOBOL1のみ） |
| Ｒ７．１ | |
| 概要 | |
| 出荷時期 | 1982年4月 |
| 新機能 |
全モデルで高級COBOL実行可能に。（全モデルで実行可能になったことから、高級COBOLの商品名の”高級”をはずして、COBOLに改名された。） S20/15でN16-BASIC。 |
| Ｒ７．２ | |
| 概要 | |
| 出荷時期 | 1982年7月 |
| 新機能 |
BPC日本語ワードプロセッサ |
| Ｒ７．５ | |
| 概要 | |
| 出荷時期 | 1982年12月 |
| 新機能 |
VWS etc. |
| Ｒ９．１ | |
| 概要 | |
| 出荷時期 | 1983年5月 |
| 新機能 |
ボリュームカタログ機能 RFA etc. |
| Ｒ９．２ | |
| 概要 | |
| 出荷時期 | 1983年10月 |
| 新機能 |
新プリンタ対応 |
| Ｒ９．５ | |
| 概要 | |
| 出荷時期 | 1983年12月 |
| 新機能 |
VWS公衆回線対応 |
戻る