A−VXIII
NECのオフィスサーバExpress5800/700シリーズ用のOS。OSと書きましたが、実際はWindows上で動作する(従来A−VXのソフトを動かすための)ミドルウェアのようです。
1台のサーバでWindowsとA−VXの両方のソフトウェアが使用できます。
A−VXIIIは、Express5800/700シリーズ上で動きます。700シリーズのCPUは、MIPS社のR4400/R10000ですが、マイクロソフト社がWindowsNT 4.0を最後に、MIPS版のサーバ用OSを作らなくなりました。そのためA−VXIIIも続けることができなくなってしまったようです。
バージョン別の説明
R1.0 | |
概要 | WindowsNT 3.5と組み合わせます。 |
出荷時期 | 1995年8月7日 |
新機能 |
A-VX3/WindowsNT連携機能(#NFCNV/#NFLNK) 新型バックアップ装置対応ユーティリティ(#BKUP) ソート(#SORT)・マージ(#MERGE)の高速化 メッセージ管理3、メッセージ管理Sの強化 日本語文字拡張セットVer2.0(WindowsNT版)、新フォーム生成(FORMS2)、MIPS版COBOL85コンパイラ提供 WindowsNT用ソフトウェアサポート |
R1.5 | |
概要 | WindowsNT 3.5と組み合わせます。 |
出荷時期 | 1996年1月5日 |
新機能 |
新規プリンタ対応 メッセージ管理3、メッセージ管理Sの強化 A-VX/NET、FORMS2、PC/WSエミュレータ(Windows用)、PC/WSエミュレータ(B4680)、PC/ファイル転送ユーティリティ(Windows用)、RDBサーバなどの強化 A-VX⇔WindowsNTファイル変換ツール(Filvert)提供 E-TRADE/CALL、NT-APLIKAサポート |
R2.0 | |
概要 | WindowsNT 3.51と組み合わせます。 |
出荷時期 | 1996年7月1日 |
新機能 |
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R2.1 | |
概要 | WindowsNT 4.0と組み合わせるらしい。 |
出荷時期 | 1998年3月31日 |
新機能 |
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※この後は、A-VXIVへ続く
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