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Re: NEAC-1210とNEAC-1240について
ちゃりんこ 2012-6-20 12:18:18  [返信] [編集]

お久しぶりです。
IBMの歴史については詳しくありませんがカードを使ったシステムが多くあったようです。

当時、実際に使われていた機器として、ソーターがありました。
パンチされたカードを構成要素に従ってソート(並び替え)する機器です。

右側にセットされたカードを読み取りながら左にシフトし複数のスタッカーへ分配するんです。
残念ながらそれ以外の機器はカードパンチの機器のみです。

その後、ICメーカーとしてTexas、fairchild、Motorolaなどが論理回路用のチップを製造してきますが
IBMは独自のチップを使用していたのか部品を見てもさっぱり回路が解らず、流石IBMコンピュータ!と関心させられましたね〜(^^;
(メンテナンス中のIC基盤をちょこっと拝見したんですが・・・)

端末機器についてもこんな話が・・・
IBMは1Mbpsでのシリアル通信をしたいたそうなんです。
弊社の設計で1Mbps用のチップを使って同じように作ろうとしたんですがどうにも速度が出ず、おかしいな!
ということで仕方なくIBMの機器を購入し実験したんだそうです。
結果はIBMの1Mbpsは実際のレスポンス(実質的に1Mbpsが出る)だったそうで処理速度は4倍の4Mbpsだったとか!
設計の方は慌てて4Mbpsの処理速度がでるチップで再設計したとか・・・
現在ではLANで10Gbpsが出るので1Mbpsなんてたいしてことはないようですが、当時はMODEMで9600bpsが最高速度!
屋内用の短距離とはいえ画期的な速度でした。

数年前、IBMさんとシステム構築でご一緒させて頂きましたが彼らは皆、紳士です。
国内メーカーとは雲泥の差があります。
これも大御所としての自信なんでしょうかネ〜
技術的には今一でしたがネ・・(技術的な話を他メーカーに聞かないでって!(^^;)

今日はここまで!

もし、知りたいことがあればリクエストください♪
Re: NEAC-1210とNEAC-1240について
ターラヤン 2012-6-15 0:45:58  [返信] [編集]

ちゃりんこさん、こんにちは。

情報ありがとうございます。
カードもテープも大学のときに先輩が使用していたのを見ていたぐらいで、私自身は使ったことはありません。
大学時代は怠けた学生だったので・・・。

そういえば、富士通のオフコンの本だったか、何かの本に、
「IBMは元々パンチカードシステムの会社だけあって、紙の扱いに優れていたが、日本のコンピュータメーカーはどこも電気や通信関係の会社であったため、紙を1枚ずつ分けて送るとか、斜めにならないようにまっすぐ送るとか、そういうノウハウが全く無いためプリンタや紙カード装置などの開発に非常に苦労した。最初はIBMの機器を無理やりくっつけた」
「電信用の紙テープ装置のノウハウは比較的あったので、日本では紙カードよりも紙テープの方が使われた」
というような話が書いてあったような気がします。


初期のコンピュータは、プリンターにしても、紙カード装置や紙テープ装置にしても、紙を扱うということが意外と多いですね。


次も楽しみにしています。
Re: NEAC-1210とNEAC-1240について
ちゃりんこ 2012-6-12 14:07:13  [返信] [編集]

こんにちは♪

カードはもう少し大型機種で使用されおり1210、1240は紙テープです。

パンチカードは当時キーパンチャーという女性が担当しており、何十台と並んだパンチ室で黙々とパンチしておりました。

カードパンチの機器は大半がIBM製で後にhitachiやjyuki(ミシンメーカー)も参入しましたがいずれも出来が悪くIBM機器の性能の高さが伺えます。

もちろん、コンピュータ機器が良く出来ていたことは当然ですが・・

1210.1240へのデータ入力はconsoleと呼ばれるタイプライターと紙テープになりますが出力も同様にタイプライターと紙テープです。

次回は紙テープの入出力機器とプログラミングの覚えているものだけを記事にします。
よろしく!
Re: NEAC-1210とNEAC-1240について
ターラヤン 2012-5-25 1:35:49  [返信] [編集]

ちゃりんこさん、貴重な情報ありがとうございます。
やはり実際に使っていた方の情報は非常にありがたいです。

実はこの辺りは私も良く知らないので、
主に「オフコン」絶え間なき変革という本やNECコンピュータ発達の物語、
日本コンピュータ発達史という本などを参考に書いています。
今確認したところ、テープが6単位から8単位と書いてあるものと
カードが6ビットから・・と書いてあるものとがありました。
たしかに紙テープの方が話があいそうです。
時間のあるときに説明文を訂正しておきます。

なにかオフコンに関する面白いお話がありましたら、ぜひお願いします。
NEAC-1210とNEAC-1240について
ちゃりんこ 2012-5-19 16:13:43  [返信] [編集]

NEAC-1210についての説明の中でメモリーはコアメモリーカードの6bitを8bitとありましたが間違いです。

NEAC-1210のメモリーは磁気ドラムをを使っており、カードではなく紙テープです。

当時は紙テープが主体で頻繁にを使われていました。
例)職業安定所の求人案内や銀行等も・・
紙テープが6単位から8単位に変わったんです。

又、NEAC-1240は論理回路にICを使っており周辺機器である磁気ドラムの同様のICを使っていました。
ICの種類は一種類でDTLと呼ばれるダイオードとトランジスタを使った3NANDのみです。

又、NEAC-1240はメモリーにコアメモリーを使っていました。

パラメトロンは殆ど壊れませんがICの故障が多くて苦労しました。
とうとうディスコン??
あき 2012-2-8 19:57:18  [返信] [編集]

先日営業マンから話を聞きました。
どうやら64bit版Windowsには対応せず、
32bit版Windowsと共に寿命を迎える様です。

2014年まで毎年機能強化、2014年版が最終製品
2019年までサポート

とのことです。
この後はどうしましょ??
Re: AVX担当者
あか 2011-11-14 8:50:20  [返信] [編集]

うちの会社の担当者は一昨年くらいに定年退職されました。
私は後任ではないのですが、たまたま前の会社でPTOSの開発に携わった事がある(二十数年前)せいで
A-VXの操作は、社内の人よりは多少アレルギーが少ない程度です。
でも、操作が似てるだけでやっぱり細かいところが違いますから
結局は初心者みたいなもんです。

このサイトは大変参考になります。
Re: 発表秒読みか?
たぬき丸 2011-10-5 14:59:29  [返信] [編集]

こちらにも販売店が根廻し的に説明に来ました。その際の出荷停止の理由は「32ビット環境が入手できなくなるため」でした。今年の10月〜12月で販売店が各ユーザに、今後のサポート体制も含め詳細説明をするとの事でした。参考まで。
Re: 発表秒読みか?
オフコン一途太郎 2011-9-30 9:33:25  [返信] [編集]

NECの方の話を引用しますと、
konkonさんの発言どおり、「2014年度まで出荷、2019年度まで保守サポート」だそうです。
現在、約8000セット稼動中だそうです。(規模/範囲など詳細は不明)

販売店には順次説明しているようです。
販売店への資料名は
「Express5800/600シリーズ システムのオープン化支援、および、新サービスの提供について」 となっていました。

今のところ、ユーザー様には、正式文章はなく、「販売店から根回し的に、移行促進してください」 的な説明でした。

移行案としては、
1.EXPLANNER Ai への移行 キャンペーン
2.マイグレーション支援 (ツールなどの提供)
3.クラウドサービスへの移行(開始時期不明/終了予定:2019年度)
上記はいづれも詳細は今からのようです。

今後、色々な動きがあるようなので、注意/留意していきましょう。

また、本掲示板もおおいに活用しましょう。
Re: 発表秒読みか?
ふ? 2011-9-30 7:03:38  [返信] [編集]

ユーザーの皆さん向けに具体的なお話有りました?
Re: 発表秒読みか?
#LBMからのドロップキック 2011-9-27 16:42:49  [返信] [編集]

まあ時代の流れでしょうし仕方ないですね
既存ユーザーは上位のACOS-2にシフトするか、
感覚的に近い操作のC/Sか
流行のクラウドに移行するしか無いのでしょうかね
しかし、ACOS-2だとCOBOLにしてもかなり違いがありますし
JSLとかSMARTも動かないので作り直しは必至ですね

最終的にNECがクラウドでA-VX3を提供すれば話は早そうですが
需要的に微妙ですね

一番いいのはA-VXやコボルをオープンソースにして
LinuxかFreeBSD上で動くようにするか
単独でPCサーバーにインストール可能なOpenA-VXが出たら
嬉しいですけどね
Re: 発表秒読みか?
呑気悶 2011-9-22 19:12:48  [返信] [編集]

現在のユーザー数は知りませんが、
皆さん今後どうするんでしょうか?
保守切れても元気で稼働中のI-TOSもあるから引っ張ろうか。
Re: 発表秒読みか?
konkon 2011-9-2 14:24:33  [返信] [編集]

ついに、発表されましたね、NEC販売店への一斉通知入りました。
2014年度まで出荷、2019年度まで保守サポート
発表秒読みか?
呑気悶 2011-8-22 1:27:59  [返信] [編集]

A−VXのサポート終了が近々(9月?)発表されるという噂をディーラーさんから聞きましたが、詳しい事をご存じの方は?
遅ればせながらマイグレを検討する時期になったと言うことでしょうか?多分、他社も含めた壮絶な戦場になるのかも。受けて立つNECも相当の覚悟が必要でしょうね。
NECのオフコンだって!
ターラヤン 2011-7-4 1:19:10  [返信] [編集]

日経ITProの記事で、

鶴は千年、亀は万年、システムは百年
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Watcher/20100902/351692/


「システムって、一定期間後にすべて作り直すものなんですか」
「10年くらいで全部作り直します。古いプログラムはそのままでは動かない」
みたいな話が書いてあります。
まあ、オープンだと、そうかもしれませんね。

IBMのSystem iは、1980年出荷のシステム/38ぐらいに作ったプログラムを今でも動かせると書いてありますが、
それって、NECのオフコンも同じですよ。1980年頃に作ったプログラムは再コンパイル無しで、今の600シリーズでも動きますよ。


COBOLクラウドの記事追加
ターラヤン 2011-7-4 1:02:40  [返信] [編集]

もう1つ。
NTTデータがCOBOLクラウドを発表してから、一気に騒がしくなってきましたが、

以下にもそのCOBOLクラウド情報があります。
http://special.nikkeibp.co.jp/ts/article/aa0e/109170/

が、私が個人的に気になったのは、
>日本のIT現場には約30,000台のオフコンが現役で稼働しているという。

現役オフコン約3万台。。。多いのか、少ないのか。
日経コンのCOBOLクラウド特集
ターラヤン 2011-7-4 0:54:45  [返信] [編集]

最近雑誌にオフコンという文字を見ることはめったになくなってきましたが、日経コンピュータ2011/6/23号のCOBOLクラウドの特集に、オフコンについてめずらしく載っていました。

最近、サポート停止する/しない、みたいな話題もあったようなので、参考になるかも。



ターラヤン
AVX担当者
ルリルリ 2011-5-27 19:44:34  [返信] [編集]

今年また一人定年退職されます。
平均年齢 50代。

判る人が少なくなりました。
だから、ターラヤンさんのHPは重宝されるですね。
やっぱり行き止まり???
EXCHANGE 2011-1-8 18:57:00  [返信] [編集]

☆ WinEmbeddedは2008でしたか。。

☆ この場合MSサポート切れは
  2023年(2008〜15年間)でしたっけ。

☆ あと12年ということであれば。。。。

☆ それにしてもここ数年以内に廃止の方向を打ち出すと共に
  移行ツールの提供を始める必要があるでしょうね。
  全国にどれくらいの対象システムが存在するのか知りませんが
  いずれにせよ移行には時間がかかりますし、
  ユーザ側だけでなく、
  一時にかたまれば、代理店にとっても必要なエネルギーは
  地デジ対策の比ではないでしょう。
  ま、それも商売のうちと言ってしまえばそれまでですけどね。


行き止まりか? もしくは新しい道か?
EXCHANGE 2011-1-8 13:19:00  [返信] [編集]

☆ 今回のA−VX製品変更は64bit化に関連して、いくつかの問題を提起しているようです。

☆ この先A−VXが廃止になるという風にも見えますし、
  新しい方句へ移るための一時ステップ(=時間稼ぎ)とも見えます。

CASE:(行き止まり)
  * 64bit化をせず、32bitによる延命をはかる。
    (とりあえず時間稼ぎ)

  * 次期バージョンで、オープン系への移行ツールを発表。
    おそらくそれは、
    入力画面をブラウザに移して、従来COBOL資産を
    最大限利用できる、以前の東芝TP?CAREの様な製品
    になるのでは?

CASE:(新しい道)
  * Windows上での仮想オフコン方式に決別し、
    ACOSと同様の方式、つまりIntel=CPU上に
    独自ファームウエアを噛ませて、
    その上でA−VXを稼働させる。
    (とりあえず今はAVX02+winEmbeddedで
    時間稼ぎ)

  * その場合は、大規模機種のみの対応か?
    基幹業務向けIntelサーバ上の複数区画で
    ACOS、A−VX、WindowsServer、
    Linux、HP−UXなどが稼働する。

☆ Linux上への移行という選択肢も考えられますが、
  いずれにせよ、
  NECにとって重要課題は、比較的大規模な顧客への対応では
  ないでしょうか?
  (小規模は、Windowsへ移行が容易と思われますので)

☆ ところで、
  すでに廃止が決まったかのような、
  皆さんのここまでの議論は、
  いわゆる「信頼できるさるスジ」からの情報に
  基づいているのでしょうか?  
  私はそういう情報がないので、何もわかりません。

☆ ただ、廃止するにはかなりの移行期間を要しますので、
  (最後に購入した顧客は最低5年は使用するでしょうから)
  かなり早い段階で廃止を発表せねばならず、
  W2003Embeddedのサポート期限を考えると
  A−VX02発表と同時に廃止ロードマップ発表か
  近いうちに発表ということでないと、
  スケジュール的に少し厳しいような感じがしますが。。

☆ いずれにせよ、
  WindowsServerとA−VXの蜜月は
  終焉の方向が見えてきたようです。

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