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Re:A-VXでFORTRAN ターラヤン 2005-8-23 21:49

6 Re:A-VXでFORTRAN
ターラヤン 2005-8-23 21:49  [返信] [編集]

Tamaさん、こんにちは。

私が昔調べたことをいくつか書きます。



> 17,8年前になるのですが会社の先輩が神経衰弱やオセロを
> 作っていたのを覚えています、トランプやオセロの駒がテキス
> トではなくグラフィックで表示されていたのでCOBOLではない
> と思うんですが、A-VX用のBASICもあるんでしょうか?
> 残念ながら神経衰弱やオセロはWSエミュレーターでは「ステ
> ーションコマンドエラー」が出て起動しませんが600シリーズで
> もWSならば問題なく動きます。


WSエミュレータで動かず、専用端末で動くとなると、「グラフィック
機能(あるいはグラフ機能)」というものを使用しているのだと思います。
WSエミュレータの未対応機能の1つとして「グラフィック機能」が
あります。
一方、1990年前後以降のS3100/10やS7100/10といった端末用
オフコンには、グラフ機構という装置が付いており、これで1200×800ドット
ぐらいのグラフィックが描けたはずです。
1985年頃のシステム8系列の端末用オフコンには、付いていません。


COBOLの別売りのライブラリに、グラフライブラリというのがあり、
円グラフや棒グラフが書けるみたいです。これを利用しているのではないで
しょうか。


オフコンに使えるBASICは、N16-BASICといいました。
1980年頃、パソコンで(VisualBASICではない)昔のBASICが流行っていた頃に
ありました。
この辺りの話が、TBSブリタニカが1994年に出版した「パソコン創世記」
という本に少し載っています。
それによると、16ビットパソコンを作るときに、それに搭載するBASICを
どうするかで、マイクロソフトのBASICを推す派とNEC自前のBASIC を推す
派があったそうです。
マイクロソフト派はPC-9801用のN88-BASIC(86)として実現、自前BASIC派は
オフコン最下位モデル(当時パーソナルオフコンと呼ばれていた)にN16-BASIC
を搭載させた。
で結果はマイクロソフト派の勝ち(PC-9801寄りの本ですので)でバンザイ
ということらしいです。

時期的に、このN16-BASICは基本的にキャラクタベースで、グラフィックは
描けないものと思われます。

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