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(ついに最終回)「隠れオフコンの時代... EXCHANGE 2003-9-28 16:15 |
Re: (ついに最終回)「隠れオフコンの... ターラヤン 2003-9-29 17:18 |
Re: (ついに最終回)「隠れオフコンの... ターラヤン 2003-9-29 17:29 |
19 | (ついに最終回)「隠れオフコンの時代」(13) オフコン未来考 |
EXCHANGE 2003-9-28 16:15
[返信] [編集] * ながながと、「隠れオフコンの時代」をネタにしてくだを巻いてきましたが、最終回として私なりの「オフコンの未来像」を描いてみたいと思います。 もっとも身近なNECとA−VXを例にとって描いてみましょう。 * まず、今後のコンピュータ界の動向ですが (1)LINUXをはじめとするオープンソース (2)C/Sシステム−−>サーバサイドWeb型システム (3)1サーバにマルチOS、またはその逆のグリッドコンピューティング。ハードウエアの仮想化 などです。 * どちらかというと情勢は、ホスト集中のオフコン方式に有利に流れているようです。 * これらの流れを「オフコン」に有利に引っ張り込むために たとえばNECのA−VXで言えば (1)Linuxを同時に稼働出来るようにする。(ASではすでにやっていますね) (2)JAVAを実装する。JAVA言語での開発も出来るようにする(これまたASでは出来てます) (3)内部コードをASCIIに変える。旧オフコンとは「逆連携機能」で対応する。(これはちょっと過激すぎるでしょうか?) (4)メーカ独自のオープン系DB(NECで言えばIFASです)を中核に据える。 マルチ稼働している「独自OS」からも「WIN系OS」からも「Linux」からも対等にアクセスできるようにする。 (5)3tierシステムの際のアプリケーションサーバをめざす。 と、言ったところを目指すべきです。 * こうした内部革新とともに (1)A-VXの設計の中心技術者をカリスマ化してプロモーションする。彼らにその魅力を熱っぽく語らせる。 (2)「過去資産の継承」に代わる新しい時代用語を創る。 (オフコン陣営の人は、クライアント/サーバって言われたとき、どうして即座に「サーバサイド・コンピューティング」って言葉が思いつかなかったの?) 以上、「思想的」「理論的」にも武装する必要があります。 こういった「変革」を行っていけば「ネットワーク型統合オフィスサーバ」としてさらなる飛躍が可能と考えます。 *** にもかかわらず、依然として未来における大きな問題がひとつ残っています *** −−− それは「開発者」の人材の確保です。 若い人でA-VXが分かる人が今後とも育成確保出来ていくでしょうか? 昔は、コンピュータ専門校にはいると真っ先にホストコンピュータを学びました(私はその方面の教育を受けてないのでまちがっていたらごめんなさい)。 * 現在の「オフコン」はメーカ−>代理店という系列販売を堅く守っていて、「SOHO的なソフトハウス」「ユーザ企業」「学ぼうとする個人」に対してA-VXの技術情報を提供したりしません。また「ハードウエア」についても代理店を通じてガチガチに管理してしか販売しません。(一般のショップや、メーカ直販もありません)。 メーカに何をきいても「代理店はどこですか」「代理店にお願いします」。 * これでは、「若い技術者」や「中小ソフトハウス」はみんなオープン系に走るでしょう。このようなやりかたでは、オフコンのOSやツールをよく知り活用しようとする人は次第に遠ざかり、減っていかざるを得ません。 (1)NECで言えば EX620、640クラスのサーバは直販、もしくはPCショップでも購入可能にする。ハード保守も代理店を通さずに出来るようにする。 (2)中小ソフトハウスなどが開発する場合、「開発者ライセンス」を無料にする。もしくはoracleOTNのような方式をとる。 技術情報を「サポート契約」の形で有償化してでもよいから誰でもアクセス出来るようメーカがサービス提供する。 といったことは出来ないのでしょうか? ** 私が「未来のオフコン」にたいしてもっとも望むことは ** * メーカがハード、OS、ツールのすべてを一貫して提供し、長期にわたって「ソフト資産」を利用できることにより、 企業がその利用可能な予算を、そして 開発者がその利用可能な時間とエネルギーとを、 彼らが直面している「真の問題」の解決に振り向けることが出来るという、 「オフコン」のもつ最大の利点を保持しつつ、 NECのコンピュータを愛する、そしてA-VXをやりたい使いたいという、すべての個人や開発者、(大企業だけでなく)すべての中小企業にたいして、 「オープン」に、「平等」にそして「情熱」をもって「製品と情報」を提供していくことは出来ないのでしょうか? (完) |
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21 | Re: (ついに最終回)「隠れオフコンの時代」(13) オフコン未来考 |
ターラヤン 2003-9-29 17:18
[返信] [編集] いろいろな情報をありがとうございます。 人材の確保が必要という話は、私も同感だと思います。私の周りでも、オフコンを使える人は減ってきています。 オフコンもWindowsもLinuxも同じコンピュータですから、使いこなせば、全く同じ事ができるはず。使える人がいれば、わざわざ、オープンにするためだけのために移行する、という無駄なことをする必要はないはずです。 現状のように何の情報もない状態では、徐々にジリ貧になっていくのは、明らかです。 まあ、NECにしても、富士通にしても、三菱にしても、「オフコンがなくなっても、WindowsやUNIXがあるからいいや。」程度に考えているのかもしれませんが。 昔のように、クローズな世界でユーザを囲い込もうなどと考えているのならば、ダメでしょう。 逆に情報をどんどん公開して、「オフコンは分かり易い、困ったことや何かしたいことがあれば、どのようにすれば解決できるのか、すぐわかる。 オフコンを使い続けるのが一番良い。」というようにして、ユーザを囲い込んだほうがよいような気がします。 |
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22 | Re: (ついに最終回)「隠れオフコンの時代」(13) オフコン未来考 |
ターラヤン 2003-9-29 17:29
[返信] [編集] それから8年ごとに節目がある、という話はたいへんおもしろいと思いました。 何年か前に富士通がIA-64上でWindowsとLinuxとASPを同時に動かせるようにするという話を聞いたことがあります。 (昔1台xx役など言って、切り替えて複数のOSが使用できるものは多々ありましたが、同時というものはなかった。) 今年リリースされる可能性がなさそうですが、この話が事実ならば、数年中に実現されるでしょう。 単純に同時に動くというだけならば、3台買えば良いだけで、おそらくシームレスにデータが使えるとか(これも最近は言い古されて、ウリにはならないかも)、 あるいはそれ以上の機能を持った物であるはずです。 複数のOSが渾然一体となって、今どのOSを使っているのか意識する必要がない、どのOS上のデータも使えるし、どのOS上の機能もアプリケーションも自由に組み合わせて使える。 もうWindowsだのLinuxだのASPだの、そんな垣根はない、どれがいいとかわるいとかは関係なく何でもどうぞ、 これが本当のオープンですよ、ということになるかも。 まあ、ここまでのものではないとは思いますが、何か新しいことを考えている可能性はあるような気がします。 |
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