5:Re: NEAC-1210とNEAC-1240について ちゃりんこ 06/20 12:18 お久しぶりです。 IBMの歴史については詳しくありませんがカードを使ったシステムが多くあったようです。 当時、実際に使われていた機器として、ソーターがありました。 パンチされたカードを構成要素に従ってソート(並び替え)する機器です。 右側にセットされたカードを読み取りながら左にシフトし複数のスタッカーへ分配するんです。 残念ながらそれ以外の機器はカードパンチの機器のみです。 その後、ICメーカーとしてTexas、fairchild、Motorolaなどが論理回路用のチップを製造してきますが IBMは独自のチップを使用していたのか部品を見てもさっぱり回路が解らず、流石IBMコンピュータ!と関心させられましたね〜(^^; (メンテナンス中のIC基盤をちょこっと拝見したんですが・・・) 端末機器についてもこんな話が・・・ IBMは1Mbpsでのシリアル通信をしたいたそうなんです。 弊社の設計で1Mbps用のチップを使って同じように作ろうとしたんですがどうにも速度が出ず、おかしいな! ということで仕方なくIBMの機器を購入し実験したんだそうです。 結果はIBMの1Mbpsは実際のレスポンス(実質的に1Mbpsが出る)だったそうで処理速度は4倍の4Mbpsだったとか! 設計の方は慌てて4Mbpsの処理速度がでるチップで再設計したとか・・・ 現在ではLANで10Gbpsが出るので1Mbpsなんてたいしてことはないようですが、当時はMODEMで9600bpsが最高速度! 屋内用の短距離とはいえ画期的な速度でした。 数年前、IBMさんとシステム構築でご一緒させて頂きましたが彼らは皆、紳士です。 国内メーカーとは雲泥の差があります。 これも大御所としての自信なんでしょうかネ〜 技術的には今一でしたがネ・・(技術的な話を他メーカーに聞かないでって!(^^;) 今日はここまで! もし、知りたいことがあればリクエストください♪ |