2:Re: CBL85資産をOPENcobolに移行する 温泉好きのうさぎ 09/22 23:13 具体性の全く無い質問のためどう回答して良いのやら困ってしまいます。 質問者様はどんな回答を期待しておられるのでしょうか? さて、A-VXのCOBOLプログラムをOpen環境に移行するためには、 (1) SUL内のソースプログラムを#LBMもしくは#TEDIT等により、レコード長80バイトの順編成ファイルに出力する (2) #NFCNVでこの順編成ファイルをDosテキストに変換する (3) OpenCOBOLでコンパイルおよび実行可能になるようソースを修正する (4) OpenCOBOLでプロジェクトを作成しコンパイルする といった手順が必要です。 このうち、(1),(2),(4)はプログラムの大小や難易度にかかわらずほぼ一定の時間でできます。 それに対して(3) はプログラムの内容によって大きく変わってきます。 すなわち、 ・更新系 あまり手がかからない ・画面系 #SFGENで画面を作成していた場合、すべて組み替え ・帳票系 ピッチ詰や文字の拡大等で制御符号を使用していた場合、すべて変換 ・その他 いろいろ ということで、実際にソースを見ないことにはどれくらいの時間がかかるかわかりません。 当然のことながら、作業者も経験豊富なスキルの高い人が行うのと、マニュアルや手順書を見ながらでしかできないスキルの低い人が行うのとでは10倍以上の時間差が発生するという可能性もあります。 次に、RDBファイルの移行ですが、Open環境のデータベースがOracleなのかSQLサーバーなのかIFAS PRO RDBなのかによっても微妙に異なりますが、いずれにしても英数字項目、数字項目、日本語項目に分けて定義せねばならず、レコード長やフィールドの数によって大きく必要時間が異なります。 また、数字項目もパックの時の取り扱いをどうするのかとか、フィールドの再定義がある場合の取り扱いをどうするのかなど簡単ではありません。 これらを定義したり調整したりするには、Windows側のスキルの高さも必要となってきます。 したがって、工数がどれくらいかかりますかと聞かれても、簡単には回答できません。 個人が趣味で行うのであれば、ご自分で暇なときにあれこれ試行錯誤されればいいのではないでしょうか。その場合ヒントが必要でしたら知っている範囲でいくらでも差し上げます。 しかし、企業が業務として行うのであれば、NECなり販売店に正式に見積もり依頼された方がいいと思います。この掲示板の内容の正確性については何の保証もありませんよ。 |