2:(600は「買いだ!」):その2 「問題はどこに?」 EXCHANGE 10/10 07:54 * 私は前提条件として端末1〜30台などと書きましたが、 1台(単独)でS3100/10(ディスク付)などをお使いの方は、まずパソコン(PC)の導入を検討すべきです。 本社などのオンライン端末としてお使いの場合でも、バッチ(一括)でデータを転送してお使いの場合でも、(本社側を「600シリーズ」に換えれば)原則としてPCで運用可能です。ただし、一括転送の場合は新たにACCESSなどで支店PC側のソフトを開発する必要があります。 また、単独で「財務管理業務」などを運用しているだけでしたら、パソコンパッケージなどで置き換え可能です。 * まあ、たいていの場合、上記のようなケースはあまりなくて、S7200/30(あるいは、S3100/30等)より上の本体装置+端末3台以上、というのがほとんどでしょう。 == そこで、問題点(2)の件です == <前回の書き込みを参照> * 「オフコン」だからデータがパソコン上でうまく利用できない、ですって??? 実は、このように思っておられる方(会社)が以外に多いのです。(AVXを使いこなしておられる会社の方は「うそ?」と思われるかもしれませんが。。) いろんな会社のコンサルをさせて頂いて、正直驚くのはこのパターンです。 それで「今度はパソコン系システムに替えようか」と迷っておられるわけです。 で、このパターン、よくよく調べてみると (1)なるほど、S7200あたりでBsepでパソコン端末は接続されており、「RDBサーバ」「SKYLINK」なども導入されているのですが、 (2)業務システム側が、旧式な構築法(ひどい場合、ファイルベースの時代の設計法)で出来ており、 (3)「EXCEL」などに数字を取り出しても、取り出したい「概念」(データ分析で要求されている集計条件、分類基準、期間)と合っていないため実態とズレがでてしまう。結局、他の出力リストを見て別途手で集計した方がマシ。 と、いう場合が圧倒的に多く見られました。 * 「ここんところ、こういう風な数字は取れないの?」とシステムを構築しているところに訊ねると、「う〜ん、出来ますけど、ん万円(ん>100だったり)」 * で、 「オフコン」はだめだ、パソコンシステムだったらこんなことははじめからうまく取り出せるのでは。。となるわけです。 * 要するに、このような問題を持っておられるのは、 (1)比較的早い時期(古い時代)から「オフコン」を導入されてきた(以前には先進的な)会社に多く、 (2)ハードを何度か買い換えても「オフコン」が、なまじそのままのソフトが次に継続使用出来たために、システムを現代化するということが取り残されてしまった、 というものです。 * このような場合、「次の一手」はどのようなものでしょうか? (続く) |