「隠れオフコン」の時代(1) 前書き編

1:「隠れオフコン」の時代(1) 前書き編
EXCHANGE 08/26 11:49
* ダウンサイジングに始まったPCサーバの社会進出によって、世の中は「オープン系にあらずばコンピュータにあらず」という雰囲気に変わってしまいました。 そして「オフコン」は以前の先端的イメージから、「時代遅れ」「クローズ」といったマイナスイメージにすっかり転落してしまいました。オフコン各社は「オフコン」を生き延びさせるため「オープン連携」に力を入れるとともに、「オフコン」という呼び名のもつマイナスイメージを打ち消す(薄める)ため「オフコン」という名称をやめ、「オフィスサーバ」「ビジネスサーバ」等という新しい命名を使用するようになりました。

* いまや「オフコン」は「**サーバ」というまるでPCサーバと区別のつかない名前をつけられて、部品も、外見もPCサーバと見分けがつかない姿で「こっそり」と販売されるようになりました。

 客「君、我が社はサーバに変えたいんだが、いったいこれはオフコンなのかサーバなのか、どっちかね?」 セールス「社、社長。こ、これはオフコンのソフト資産がそのまま使えるサーバでして。。つまり、サーバで。。」



* 私は現在のこのようなオフコンの姿を「隠れオフコン」と呼んでいます。現代はまさに「隠れオフコンの時代」といえるでしょう。



* 今回から、連載で「隠れオフコン」の生態、その傾向と対策、その将来などを考察してみたいと思います。リストラの危機に瀕する「隠れオフコン」への熱い応援歌です。 乞うご期待!!



15:「隠れオフコンの時代」(10) NECの場合
EXCHANGE 09/28 05:45
* さて、いよいよNECです。



* 名称の上での隠れオフコン化はかなり早い時期から行われてきました。Aシリーズのころには「オフィスプロセッサ」という名称、S7200になってからは「オフィスサーバ」という名称を使っていました。



* 1997年、NECは突然あっと言わせる方法の製品をひっさげてオープン化対応を行いました。 Express700シリーズです。

 従来の独自OS「A−VX」をwindowsNT上に乗せるというものです。その結果、「これはオープンサーバである」と主張しても間違いではないというサーバ(オフコン?)が誕生しました。

 私はこれを見て「うーん、日本人だな〜」とおもってしまいました。



 ** 題して「和魂洋才」「和洋折衷」 **



 1階は西洋造りの店舗、2階は和室の住居の「店舗付き住宅」みたいなもんです。入ったときは「お〜〜、モダンな西洋風!!」と思わせておいて、「ま、ま、2階へあがってごゆっくりおくつろぎください!、ちょっと片づける間おまちくださいね。」とかなんとか。 しばらく待たされた後、2階へあがってみると「おおお〜〜! 昔ながらのなつかしい畳の部屋じゃんかーー」 と言うわけです。



* しかし、パターン(3)のこのやり方、実に「ひらめきの勝利」「作戦勝ち」でしたね。「忍術」と言おうか「擬態」と言おうか、とにかくみごとな隠れ方です。

 NECの頭の中には多分、

 (1)今後「オフコン」では勝負がむづかしい。「オープンサーバ」として売り込まなければ無理。

これなら、顧客が「NTサーバに替えたい」と行ってきてもOK。「社長、もちろんこれは正真正銘のNTサーバです。」

 (2)囲い込んだ顧客の資産が100%継承できれば、オープン側からの売り込みと競合しても強い。

 (3)時代の主流であるMSとの強い関係をアピールできる。

さらに、

 (4)今後、A-VXを使うユーザが減ってきてやめる場合でも「もともとこれはNTサーバなのだから。。」といって自然に消滅できる。当分の間、様子見して世の中の流れを見極めよう。

 と、いう考えがあったのではないでしょうか?



上記は、すべて私見です。

** 特に(4)に関しては、皆さんのお考えをお聞かせください**



* いずれにしてもNECが「オフコンから撤退」といわれても反論しないというのは、販売戦略上の「作戦」ではないかと思います。(なんといっても、これは「windows2000サーバ」ですから。。)



* 700シリーズの頃は、ようようNTの上でA-VXを動かしている(湯船の中に一人入っただけでお風呂がいっぱい。二人目がはいれないよ)って感じでした。製品発表当時は、バグも多く、NECの保守員が毎日走り回ったという。。ある保守員が顧客のところでパッチを当てて帰ろうとしたところ、別の保守員がやってきた。「あれ、君、何しにきたの?」「僕、次のパッチ当てにきたんです」なんて冗談がでたほどでした。



* しかし、さすがNEC。700シリーズA−VX3 V2頃からは、完全に物にしましたね。

 さらに600シリーズA-VX4(インテルプロセッサ、NT4.0、Win2000サーバ)になった頃からは、かなり余裕が出てきました。オープン連携の機能もかなり追加され、またオープン系DBなどと同一サーバ上で運用しても問題なくなってきました。



* NECになると、つい長話になってしまいます。

 この続きは =後編= で。。



(続く)



16:「隠れオフコンの時代」(10) NEC=後編=
EXCHANGE 09/28 08:14
* 前編で見たようなNECのやり方が、実際のNECのオフコンの販売の上でどのような効果(結果)を生み出したのか私にははっきりとした情報がありませんので、知りたいところです。



* ただ、NECの場合、2000年問題でのマシンそのもののリプレースがあまり必要なかったため、リース切れ、経年による買い換えが2000年以後に持ち越された可能性があります。したがって「富士通苦戦」「NEC善戦」といわれても単純には判断できないように思いますが。。(現に、このHPでも3100−AXXといった機種がまだ使われていることが分かります)



* さて、この「NTの上に乗せる」という方式ですが、当初私は、IBMなどと比べ「対決よりは融合を計る日本式」という感想と同時に、「邪道!!」と思ったことも事実です。



* しかし、その後の世界のOS界(そんなもんあるんかしらん?)の流れをみていると、VMWAREなどが現れて、複数OS同時稼働、OS上にOSといったことが当たり前になってきました。

 後になって考えてみると、NECのこのやり方、けっこう「時流じゃん」 と、思い始めました。



* NTの上に乗せるのがうまくいったのは、MSとの深い関係によるところが大きいのでしょうが、同時に「A-VXが比較的軽いOSであった」ことが幸いしたと思います。

 そもそもハードの非力だった過去においても、富士通のようにF1、F3、F5といった何種類ものOSを使わなくても「これ1本!」でいけたのはA?VXが(上位機種での機能がやや低いものの)軽いOSだったからでしょう。



* 逆にいうと、そこが今後のA-VXの課題ではないかと思うのです。 はっきり言って現在のA-VXの基本的なレベルは、IBMでいえばS36の後期のSSPのレベルと同じレベルに思われます。(S36同様使いやすいのですけどね)

 OUTQを駆使しないシンプルなスプールの構造、時々再編成を必要とするファイルシステム、後からおっかぶせの低機能データベース、等々。。

 OS400や、ASPに遙かに及ばないように思われます。



  DB機能の強化(同時キーファイルを多数とれるようにする。フィールドで条件選択した論理ファイル。セカンダリファイルでのSELECT条件検索。複数レコード様式の合併ファイル。トリガー機能。等々。。)、JAVAの実装、WWWサーバの機能(IISだけじゃいや)、数え上げればきりがありません。





** このまま、WINサーバ上で現状維持の「保守モード」には入り、自然消滅を待つのか? **



** 大幅な内部の改造をはかって「改革を断行」するのか? **



 NECの奮起に期待したいと思います。



(続く) 次回は「真実の姿は?」:=活躍する隠れオフコンの巻= をお送りします。 





17:「隠れオフコンの時代」(11) 真実の姿は?
EXCHANGE 09/28 09:18
* 前回まで、「隠れオフコン」時代におけるオフコンメーカ各社の「傾向と対策」を見てきました。



* ここで、「オフコン」の現況について私が感じている素朴な疑問をぶつけてみたいと思います。



* 「オフコンはなくなる」というオープン系推進者の大合唱の中、私がいろいろな会社を訪れて拝見しますと、たいていの会社にはサーバという名前の「隠れオフコン」が鎮座まします。



* あるスーパーのコンピュータ責任者(といってもコンピュータの専門家じゃないですけどね)のところへ数年前お伺いした時、NECのS7200のでかいの(モデル80だったかしら)が動いており、その方が「今度うちは別の仕入れグループに加盟することになってね。そこの指導で次はオフコンじゃなくって「サーバ」ちゅうやつに変わるんですわ。。)」とお聞きしました。その後このスーパーにおじゃましたところ、富士通のPRYMERGY6000サーバがおいてありました。 確かに「サーバ」ですが、りっぱな「隠れオフコン」です。



* 代理店の方に訊いてみました。 USAC系の方は「うちはもうあんまりオフコンに力入れてないんですわ。。」、 NEC系の方は「オープン系で構築される方も多くなりましたヨ」。



 しかし、もう少し根掘り葉掘り尋ねてみると「もごもご。。。」とはっきりしたことは帰ってきません。そこのSEの人にきくと「VB、オラクル。。。」とかなんとか、でもよく分からん。自営保守の会社なので保守の方に訊きました。すると「ま?、僕らいくところはほとんどA-VXですわ。」  SEの親方に訊くと、「ま?お客さんは何でしてくれってことより、何でもいいからちゃんと動けばいいわけで??」

 どうやら、公式見解と、本音との間にかなりギャップがありそうです。 公式見解を求められると「当社は進んだことをしている」ということをアピールしたがるようです。進んだ事例を先に持ち出す傾向があります。(何が「進んだ」ものかは別として。。)



* 業界の方の公式見解と、各地で今も活躍する「隠れオフコン」!!



* このギャップは何なのでしょう?



  そういえばJAVA、JAVAといわれて久しいけれど、どこへ行ってもCOBOLだったり。。

  純オープン系システムときいて見せてもらったらなんとなくキャラクタっぽい伝票入力画面だったり。。。



* 私は、現場での「本当の姿」を知りたいと思います。

  どなたか、教えてください。

  そこには、きっと「オフコン」の未来も見えるでしょうから。。



(続く) 次回は、「2003年であることの重要な意義」について、お送りいたします。 こうご期待!!



18:「隠れオフコンの時代」(12) 2003年であることの重要な意義
EXCHANGE 09/28 10:37
* 私が、この「連載」をしている間、いろいろな機種が発表されたりした年代を調べていて、ある重要な法則に気づきました。



* NECの機種による年代と「連載のタイトルによる時代区分」を調べると、





  前史 (オフコン隆盛期、「旧御三家」最高調)

 

1979年  システム100(ITOS) 発売



  前史 後編 (伝票発行機的マシンからOS重視のマシンへ)

        (オフコン全盛期 「新御三家」への移行期)



1987年  S3100 発売



  オフコン成熟期 (「新御三家」による寡占化)

  黄昏の予感   (C/Sシステムの隆盛期)



1995年  Express700シリーズ 発売

       Windows95 発売



  隠れオフコンの時代 (C/Sシステムの全盛期)

  



その「節目に当たる年」がちょうど8年目ごとに並んでいることです。



* 最初の節目の1979年の前後には、1977年JBCC漢字コンピュータ、 1980年リコーもOS強化されたリコム2000シリーズ。 オフコン全盛の時代へ突入します。

ここを境目にNECもS100で本格的に参入します。



* 8年後の次の節目の1987年前後には、1986年リコーMXシリーズを発表してUNIXベースに変更(独自OS撤退)、

1988年JBCC AS/400の販売に切り替えて、自社オフコンから撤退。リコーもAS/400のOEMに転換。弱小メーカが撤退して「新御三家」の寡占化が進みます。

 パソコンの時代が始まります。

 後半はダウンサイジングが隆盛になります。



* さらに8年後、 1995年 win95の発売、隠れオフコンの時代です。この年にはEX700が発売されました。





*** そして、1995年から8年後とは。。。 ***



* そうです、本年(2003年)なのです。



* 2003年、MSが「.NET」を発表してクライアント/サーバ路線からJAVAと同じ土俵へ転換。 LINUXなどオープンソースの隆盛期へ。

 

これから8年間は

 「C/Sシステムの成熟期=黄昏の時代」

 「J2EE、.NETなどWEB型システムの隆盛期」

 「オープンソースの隆盛期」

と考えられます。



* 今年(2003年)は従ってコンピュータ業界の流れが変わる重要な意義をもった年なのです。



* 「オフコン」にとっても今年が大きな節目になると考えられられます。 きっと新たな流れが始まると思います。



* ぼつぼつ「隠れオフコン」を脱して自信を回復し、新たな「価値」と「時代の言葉」を創造することにより、次なる飛躍をつかみ取ることができるか? それとも「自然消滅」の道をたどるのか?



ここが「正念場」であります。



(続く)  次回は:最終回「オフコン未来考」をお送りします。



19:(ついに最終回)「隠れオフコンの時代」(13) オフコン未来考
EXCHANGE 09/28 16:15
* ながながと、「隠れオフコンの時代」をネタにしてくだを巻いてきましたが、最終回として私なりの「オフコンの未来像」を描いてみたいと思います。



 もっとも身近なNECとA−VXを例にとって描いてみましょう。



* まず、今後のコンピュータ界の動向ですが

 (1)LINUXをはじめとするオープンソース

 (2)C/Sシステム−−>サーバサイドWeb型システム

 (3)1サーバにマルチOS、またはその逆のグリッドコンピューティング。ハードウエアの仮想化

  などです。



* どちらかというと情勢は、ホスト集中のオフコン方式に有利に流れているようです。



* これらの流れを「オフコン」に有利に引っ張り込むために

  たとえばNECのA−VXで言えば

 (1)Linuxを同時に稼働出来るようにする。(ASではすでにやっていますね)

 (2)JAVAを実装する。JAVA言語での開発も出来るようにする(これまたASでは出来てます)

 (3)内部コードをASCIIに変える。旧オフコンとは「逆連携機能」で対応する。(これはちょっと過激すぎるでしょうか?)

 (4)メーカ独自のオープン系DB(NECで言えばIFASです)を中核に据える。 マルチ稼働している「独自OS」からも「WIN系OS」からも「Linux」からも対等にアクセスできるようにする。

 (5)3tierシステムの際のアプリケーションサーバをめざす。

 と、言ったところを目指すべきです。



* こうした内部革新とともに

 (1)A-VXの設計の中心技術者をカリスマ化してプロモーションする。彼らにその魅力を熱っぽく語らせる。

 (2)「過去資産の継承」に代わる新しい時代用語を創る。 (オフコン陣営の人は、クライアント/サーバって言われたとき、どうして即座に「サーバサイド・コンピューティング」って言葉が思いつかなかったの?)

 以上、「思想的」「理論的」にも武装する必要があります。



 こういった「変革」を行っていけば「ネットワーク型統合オフィスサーバ」としてさらなる飛躍が可能と考えます。





*** にもかかわらず、依然として未来における大きな問題がひとつ残っています ***



 −−− それは「開発者」の人材の確保です。 若い人でA-VXが分かる人が今後とも育成確保出来ていくでしょうか?

 昔は、コンピュータ専門校にはいると真っ先にホストコンピュータを学びました(私はその方面の教育を受けてないのでまちがっていたらごめんなさい)。



* 現在の「オフコン」はメーカ−>代理店という系列販売を堅く守っていて、「SOHO的なソフトハウス」「ユーザ企業」「学ぼうとする個人」に対してA-VXの技術情報を提供したりしません。また「ハードウエア」についても代理店を通じてガチガチに管理してしか販売しません。(一般のショップや、メーカ直販もありません)。 メーカに何をきいても「代理店はどこですか」「代理店にお願いします」。



* これでは、「若い技術者」や「中小ソフトハウス」はみんなオープン系に走るでしょう。このようなやりかたでは、オフコンのOSやツールをよく知り活用しようとする人は次第に遠ざかり、減っていかざるを得ません。



 (1)NECで言えば EX620、640クラスのサーバは直販、もしくはPCショップでも購入可能にする。ハード保守も代理店を通さずに出来るようにする。

 (2)中小ソフトハウスなどが開発する場合、「開発者ライセンス」を無料にする。もしくはoracleOTNのような方式をとる。 技術情報を「サポート契約」の形で有償化してでもよいから誰でもアクセス出来るようメーカがサービス提供する。



 といったことは出来ないのでしょうか?



** 私が「未来のオフコン」にたいしてもっとも望むことは **



* メーカがハード、OS、ツールのすべてを一貫して提供し、長期にわたって「ソフト資産」を利用できることにより、

 企業がその利用可能な予算を、そして

 開発者がその利用可能な時間とエネルギーとを、

 彼らが直面している「真の問題」の解決に振り向けることが出来るという、

 「オフコン」のもつ最大の利点を保持しつつ、



 NECのコンピュータを愛する、そしてA-VXをやりたい使いたいという、すべての個人や開発者、(大企業だけでなく)すべての中小企業にたいして、



「オープン」に、「平等」にそして「情熱」をもって「製品と情報」を提供していくことは出来ないのでしょうか? 



(完)





20:(後書き訂正です)「隠れオフコンの時代」
EXCHANGE 09/28 16:56
* 「隠れオフコンの時代」(6) 東芝 の項で



三菱オフコンのOSの綴りが間違っていました。

「DP−UX」が正しい綴りです。おわびして訂正します。



そのほかにもちょこちょこと綴り間違い、入力間違い、それから認識間違いとかあると思います。



 内容が間違っていたときは、気が付かれたらご指摘ください。

よろしくお願いいたします。



21:Re: (ついに最終回)「隠れオフコンの時代」(13) オフコン未来考
tahrayan 09/29 17:18
いろいろな情報をありがとうございます。



人材の確保が必要という話は、私も同感だと思います。私の周りでも、オフコンを使える人は減ってきています。

オフコンもWindowsもLinuxも同じコンピュータですから、使いこなせば、全く同じ事ができるはず。使える人がいれば、わざわざ、オープンにするためだけのために移行する、という無駄なことをする必要はないはずです。

現状のように何の情報もない状態では、徐々にジリ貧になっていくのは、明らかです。

まあ、NECにしても、富士通にしても、三菱にしても、「オフコンがなくなっても、WindowsやUNIXがあるからいいや。」程度に考えているのかもしれませんが。

昔のように、クローズな世界でユーザを囲い込もうなどと考えているのならば、ダメでしょう。

逆に情報をどんどん公開して、「オフコンは分かり易い、困ったことや何かしたいことがあれば、どのようにすれば解決できるのか、すぐわかる。

オフコンを使い続けるのが一番良い。」というようにして、ユーザを囲い込んだほうがよいような気がします。



22:Re: (ついに最終回)「隠れオフコンの時代」(13) オフコン未来考
tahrayan 09/29 17:29
それから8年ごとに節目がある、という話はたいへんおもしろいと思いました。



何年か前に富士通がIA-64上でWindowsとLinuxとASPを同時に動かせるようにするという話を聞いたことがあります。

(昔1台xx役など言って、切り替えて複数のOSが使用できるものは多々ありましたが、同時というものはなかった。)

今年リリースされる可能性がなさそうですが、この話が事実ならば、数年中に実現されるでしょう。

単純に同時に動くというだけならば、3台買えば良いだけで、おそらくシームレスにデータが使えるとか(これも最近は言い古されて、ウリにはならないかも)、

あるいはそれ以上の機能を持った物であるはずです。

複数のOSが渾然一体となって、今どのOSを使っているのか意識する必要がない、どのOS上のデータも使えるし、どのOS上の機能もアプリケーションも自由に組み合わせて使える。

もうWindowsだのLinuxだのASPだの、そんな垣根はない、どれがいいとかわるいとかは関係なく何でもどうぞ、

これが本当のオープンですよ、ということになるかも。



まあ、ここまでのものではないとは思いますが、何か新しいことを考えている可能性はあるような気がします。

23:Re: (後書き訂正です)「隠れオフコンの時代」
amadeus 11/08 01:51
初めまして。amadeusuです。

各社オフコンの歴史楽しく読ませていただいてます。

些細なことですが、EXP5800/700シリーズの

最初のWinはNTサーバ3.5です。

もちろんMIPS版でしたが。

以上ツッコミでした。



24:Re: (後書き訂正です)「隠れオフコンの時代」
江須扇 11/08 07:59
amadeususさん、はじめまして、江須扇と申します。

仰るとおりですね。



このサイト次のページに詳しく書いてありますね。



http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Bay/4328/os/a-vx3.html



ところで、3.5と3.51て何が違ったのでしたっけ?

もう古い話で忘れてしまいました。

今となってはたいしたことは無いのでしょうね。

当時としてはその違いが問題だったのでしょう。





> 初めまして。amadeusuです。

> 各社オフコンの歴史楽しく読ませていただいてます。

> 些細なことですが、EXP5800/700シリーズの

> 最初のWinはNTサーバ3.5です。

> もちろんMIPS版でしたが。

> 以上ツッコミでした。

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