よくあるエラー
- ●「C U6023: (PRG=xxxx) テキスト形式が間違っています。」
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テキストを読み込もうとした時や書き込もうとした時によく表示されます。
TYPパラメータで指定したテキストのタイプと読み込もうとしたテキストのタイプが違います。
例えば、COBOLのソースプログラムを読み込もうとしているのに、TYPパラメータをJCLとかにしていませんか。
編集しようとしたテキストと違うタイプをTYPパラメータに指定してしまったら、会話型テキストエディタ#TEDITを一旦終了して、もう一回最初からやり直しましょう。
下の画面で選択するテキストタイプを間違えた可能性が高い。
- ●「C U6040: (FIL=xxxx) ファイルがオーバフローしました。」
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テキストファイルを読み込もうとした時や、テキストを編集中に表示されます。
作業ファイルが編集しようとしているテキストのサイズよりも小さいと言っています。
もっと大きなサイズの作業ファイルを使用するか、一時作業ファイルの場合はWSZパラメータでもっと大きなサイズを指定しましょう。
会話型テキストエディタ#TEDITを一旦終了します。(読み込みでエラーになった場合は、途中まで読み込めています。全部読み込めているようにみえても、失敗しているのでそのまま編集しないよう気をつけてください。)
そして改めて会話型テキストエディタを起動し、もっと大きなサイズの作業ファイルを指定します。(TEMPORARYならば、起動時のWSZのサイズを増やすなど)
- ●「C U6010: コマンドの指定が間違っています」
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コマンド入力部で間違ったコマンドを実行すると発生します。コマンドを修正して、もう一度コマンドを実行してください。
このエラーは1つ不可解な状況で表示されるパターンがあります。
テキストを何も編集していない状態(#TEDITを起動した直後など)で、「Q」コマンドで#TEDITを終了しようとするとこのエラーが表示されます。
#TEDITを起動したら、何が何でもテキストを編集しろということなのでしょうか?
この問題の解決は簡単で、一旦「I」コマンドでAでもBでも良いので何か適当に1、2文字をテキストに書き込んでから、「Q」コマンドを実行します。書き込みを行っていないので「WRITEコマンドが実行されていません」というエラーが表示されますが、別に保存したいテキストでもないので、無視して、もう一回「Q」コマンドを実行すればエディタを終了させることができます。
もう1つの手段として、アプリケーションの強制終了(プログラム放棄/業務放棄)があります。
- ●「C U6030: WRITEコマンドが実行されていません」
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編集したテキストを保存していない状態で「Q」コマンドを実行すると表示されます。要するに「テキスト編集したのに保存しないでいいの?」と確認されている訳です。
テキストを保存し忘れていたならば、「W」コマンドで保存してからもう一度「Q」コマンドを実行してください。今度は注意することなくエディタは終了します。
「テキストは保存しなくていいんだよ。」という人は警告を気にせず、もう一度「Q」コマンドを実行してください。
- ●テキスト編集中にテキストを書き込めなくなった/修正できなくなった。
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左下に「OVERFLOW」とか「?」といった文字がありませんか。これはエラーになっています。キー操作を間違えるとこうなります。昔のキーボードの時は[RESET]キーを押してみてください。Windowsのキーボードだと[ESC]キーを押すことになりますが、Windowsはキーをいろいろとカスタマイズできるので、エラー解除のキーが[ESC]以外のキーに割当てなおされているかもしれません。この時はエラー解除に割当てられているキーを押すことになります。
それでもダメならば[PF9]キーを押してみてください。カーソルがコマンド入力部に移動します。
それでもダメならば、アプリケーションの強制終了(プログラム放棄/業務放棄)しか方法がないかもしれません。ただしこの強制終了は、編集中のテキストは保存されずに失ってしまうなどリスクが大きいので、本当に最後の手段となります。