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A−VXディスクバックアップ機能

A−VX02 R1.0〜の機能です。
A−VX02 R2.0以降は最初から標準で入っていますが、A−VX02 R1.0以前はA−VX OSのアップデートが必要です。

A−VXの世界ではテープ系媒体にバックアップをとっていましたが、世間ではディスクへのバックアップが主流となってきています。そのためA−VX02以降は(今まで通りテープ系にもバックアップできますが)、ディスクへのバックアップ対応がなされました。

A−VXディスクバックアップ機能は、#BKUPをディスクへのバックアップ/リストアに対応するものです。バックアップ先のハードディスクはオープン側のフォルダ/ファイル(WindowsやLinuxなど)になります。A−VXのMSDxxxの中ではありません。

#BKUPはテープ系バックアップ装置へバックアップするユーティリティです。これをハードディスクに対応することによって実現しています。

テープ系バックアップ装置の装置名はCTUxxxです。A−VXディスクバックアップ機能が工夫されている点は、このバックアップ先の指定を変更する必要がないということです。CTUxxxをWindowsのフォルダに対応付けることによって、ディスクにバックアップすることができます。

CTUxxxに対してバックアップを指示すると(おそらく)A−VX OSが処理を捻じ曲げて、対応付けたWindowsのフォルダにバイナリファイルとしてバックアップします。リストアも#BKUPで行います。

CTUxxxとフォルダ/ファイルの対応付けはWindows側のユーティリティで行います。

最初は「未登録」状態です。

例えば、CTU000に「D:\bkup」フォルダの「FILES」ファイルを対応付けます。

#BKUPを起動して、CTU000に対してバックアップ操作を行うと、Windowsのハードディスクの「D:\bkup」フォルダに「FILES.tbu」という名前のファイルにA−VXのファイルがバックアップされます。

利点は、今までCTU000でテープ系装置にバックアップしていたとすると、その指定を変えることなくハードディスクにバックアップできるという点です。つまり既に作成しているジョブストリームやパラメータを修正や書き換えることなく、そのままそれらが使えるということが利点です。