自動運転環境設定プログラム(#AJOBM)
自動運転は、A−VX01 R5.0以降は#AJOBMではなくA−VX自動運転管理ユーティリティというものを使用するようです。(下の画面のような古臭い(?)画面ではなく、Windowsの画面らしい。)
以下は昔からの自動運転環境設定プログラム(#AJOBM)の説明です。
自動運転とは業務プログラムやジョブを指定の日時になったら実行するような仕組みです。
自動運転制御プログラム(#AJOBC)と自動運転環境設定プログラム(#AJOBM)は1つのセットになっており、業務プログラムをある日時になったら起動するというような設定は自動運転環境設定プログラム(#AJOBM)で行います。
自動運転制御プログラム(#AJOBC)の方は、UNIXのデーモンやWindowsのサービスのように、システムに常駐させるユーティリティで、ジョブの起動を担当しています。
たぶん「Aという名前のジョブを16:00になったら起動してね」と#AJOBM側で設定したら、この自動運転制御プログラムがずっと時間を見ていて、16:00になったら「よし!」とAジョブを起動するような仕組みになっているのだと思います。
自動運転環境設定プログラムの説明や使い方は、「システム管理説明書」の「運用管理」−「自動運転機能」に詳しく書いてあるので、ここでは簡単に紹介するに留めます。
自動運転環境設定プログラムを実行すると、下の画面になります。
「1.環境設定」を選ぶと、下の画面になります。
ここは自動運転機能を使う為に必要となるファイル(カレンダファイルと結果登録ファイル)を作ったり削除したりするための画面で、通常はシステムを構築した時に1度だけ使います。
最近はハードディスクの容量も大きいので、カレンダファイルは100件分のサイズで作っても良いのではないかと思います。
カレンダファイルはALLを選ぶと月曜日〜日曜日&日付で8個のファイルができます。100件で1ファイルあたり39セクタ分になります。
スケジュール表の作成/更新のうちの日付指定スケジュールの画面。
「ある特定の日のある時間」とか「毎週x曜日のある時間」とか「毎日のある時間」とかジョブを自動実行する日時を設定できます。他に時間に「9999」という特別な自動実行方法もあります。
下の画面が実行結果を画面に表示したり印刷したりする画面。