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自動運転制御プログラム(#AJOBC)

自動運転は、A−VX01 R5.0以降は#AJOBCではなくA−VX自動運転サービスというものを使用するようです。
以下は、昔からの自動運転制御プログラム(#AJOBC)の説明です。


自動運転とは業務プログラムやジョブを指定の日時になったら実行するような仕組みです。
自動運転制御プログラム(#AJOBC)と自動運転環境設定プログラム(#AJOBM)は1つのセットになっており、業務プログラムをある日時になったら起動するというような設定は自動運転環境設定プログラム(#AJOBM)で行います。
自動運転制御プログラム(#AJOBC)の方は、UNIXのデーモンやWindowsのサービスのように、システムに常駐させるユーティリティで、ジョブの起動を担当しています。
たぶん「Aという名前のジョブを16:00になったら起動してね」と#AJOBM側で設定したら、この自動運転制御プログラムがずっと時間を見ていて、16:00になったら「よし!」とAジョブを起動するような仕組みになっているのだと思います。



ふつうはシステム初期プログラムとして設定して、サーバ起動時に同時に自動起動するようにします。ただ手動で起動することもできます。手動で起動すると#AJOBCの画面が1個できるので、この画面が少し邪魔になります。

自動運転機能を使うためには、#AJOBCを常駐しておかなくてはなりません。つまり#AJOBCが落ちていたり、起動し忘れていたりすると、せっかくジョブの自動運転を設定していても、指定した時間にジョブが自動実行されません。

ちなみに#AJOBCの起動/実行はどの端末でも可能ですが、一般的にはシステムステーションで実行するのが普通のようです。(「SYSTEM」ではなく、「ステーション初期プログラム」での実行によりシステムステーション以外で実行させるという手もある。が、運用をうまくやらないといくつも#AJOBCが起動してしまったりするのでお勧めはしない。)

自動運転制御プログラムの説明は、「システム管理説明書」の「運用管理」−「自動運転機能」に書いてあります。