ボリューム使用情報(ファイルの一覧表)の印刷
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ボリューム使用情報(ファイルの一覧表)の印刷を行うにはいくつかの手段がありますが、ここでは簡易操作ユーティリティ#ABCを使った方法を説明します。
ファイルを削除してしまった時に、そのファイルを復活させる時にボリューム使用情報を印刷しておくと便利です。ファイルを新たに作った時などに印刷しておきましょう。
例としてMSD002のボリューム使用情報をプリンタに印刷してみます。
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RUNコマンド入力行で、「#ABC;」と入力して「ENTERキー」を押します。
簡易操作ユーティリティ#ABCが起動されました。
実行したい機能を選びます。「3.印刷」を選択します。
「印刷」の画面になります。「7.ボリューム使用情報」を選択します。
すると「ボリューム使用情報」画面になります。
印刷したいボリュームの装置名を入力します。
今回の例では「MSD002」と入力します。
オプション機能を入力(変更)したい場合は、「オプション機能」で「YES」を選択します。変更する必要が無ければ「NO」を選択します。
今回は出力するプリンタ装置を変更したいので「YES」にしてみました。
「出力順序」はお好みで選びます。「ADDRESS」にするとディスク上の格納順番で、「FILE」にすると名前のABC順で、ボリューム上のファイル一覧が印刷されます。
「実行結果リスト」は、ボリューム使用情報をどのプリンタ装置に印刷するかを指定します。
今回の例では「出力順序」は「ADDRESS」、「実行結果リスト」は「PRN100」としました。
以上まで入力すると、ボリューム使用情報がプリンタに印刷されます。
下のような感じで印刷されます。
A-VX4 REL. 5.51 #ABC REV. B403 DATE: 17/05/20 TIME: 19:40:53 PAGE: 0001 *** MAP VOLUME INFORMATION *** VOL=AVX002 DEV=MSD002 NOF= 21/ 9999 AREA NO. ID FILE-ID GEN TYP ORG (FROM) ( TO ) (SCNT) AUT SEC 1 SYS@FDF SYS REL 4096 14930 10835 2 SYS@FSDF SYS REL 14944 15569 626 3 TESTAPSUL SUL QL 15584 20583 5000 4 TESTAPCUL CU QL 20592 25591 5000 5 TESTAPLML LM QP 25600 29599 4000 6 TESTAPJSL JS QL 29600 32599 3000 7 DATA03 DAT SEQ 32608 32807 200 8 SYS@CUL CU QL 32816 32965 150 9 DATAIX DAT IS 32976 33165 190 ***** ** *** FREE SPACE *** *** *** 33168 33183 16 ******* ** 10 ABORTDUMP DUM REL 33184 33363 180 11 MFDDATA MFD QP 33376 33475 100 12 DATAMIX MIX REL 33488 33787 300 13 KEY01 MIX IS 33792 33941 150 14 FORMDATA FO QP 33952 34151 200 15 SPOOLAP01 SPL QL 34160 34359 200 16 TESTREL DAT REL 34368 34515 148 17 GENFILE 01 DAT SEQ 34528 34667 140 18 GENFILE 02 DAT SEQ 34672 34811 140 19 GENFILE 03 DAT SEQ 34816 34955 140 20 GENFILE 04 DAT SEQ 34960 35099 140 ***** ** *** FREE SPACE *** *** *** 35104 1638399 1603296 ******* ** 21 DATA01 DAT SEQ ******** ******** 180 22 DATAMIX I0 ( KEY01 ) 23 GENFILE (LATEST G-NO = 2 TOTAL G-NO = 4) END OF MAP
印刷が終了すると、この画面に戻ります。
簡易操作ユーティリティを終了したいときは、「99」と入力して「ENTERキー」を押します。