パラメータライブラリ(PML)ファイルの定義(作成)
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パラメータライブラリファイルとは、パラメータ(メンバ)を格納するためのファイルです。名前が長いので一般的にはパラメータファイルとかパラメータライブラリとかPMLファイルなど適当に省略されて呼ばれています。パラメータとは、簡単に言うとSMARTなどで作られる”実行できる”プログラムのことです。1つのパラメータファイルで複数のパラメータを格納できます。
A−VXでパラメータライブラリファイルの定義(作成)を行うにはいくつかの手段がありますが、ここでは簡易操作ユーティリティ#ABCを使った方法を説明します。ディスク装置001番上に「TAHPARAM」という名前のパラメータファイルを作ってみます。
ファイル名 TAHPARAM ファイル形式 パラメータ(待機結合編成ファイル) 領域サイズ 300セクタ -
RUNコマンド入力行で、「#ABC;」と入力して「ENTERキー」を押します。
簡易操作ユーティリティ#ABCが起動されました。
実行したい機能を選びます。「1.ファイル情報の保守」を選択します。
次はこのような画面になります。
ファイルを作成するので、「1.ファイルの保守」を選択します。
次はこのような画面になります。
「1.ファイルの定義」を選択します。
そうすると、次にどの形式のファイルを作るかを聞いてきます。
パラメータファイルを作るので、「12」を選択します。
ファイルの定義画面になります。
どの装置にファイルを作るかを入力します。
ハードディスクにファイルを作る場合は、「MSD」+数字3桁、フロッピーディスクの場合は「FDU」+数字3桁です。
今回はディスク装置001番上に作成するので、「MSD001」にします。
ファイル名には「TAHPARAM」と入力します。
領域サイズを入力します。これはセクタ単位です。パラメータファイルは後からサイズを増やすのが面倒なので、サイズは慎重に検討して決めます。
今回の例では「300」と入力します。
ちなみにレコード長やブロック化係数はパラメータの場合決まっていて変更できないので入力する必要はありません。
カンパニなどを入力する必要があれば、ファイル用オプションを選択します。今回の例では「NO」を選択しています。
以上のパラメータを入力すると、ディスク装置001番上にパラメータファイルを作成します。
パラメータファイルの作成が終了すると、この画面に戻ります。
簡易操作ユーティリティを終了したいときは、「99」と入力して「ENTERキー」を押します。