アボートダンプファイルの定義(作成)
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アボートダンプを取るには、アボートダンプを入れるためのファイルが必要です。
ファイルサイズをどのくらいにすればよいのかは、NECのマニュアル「システム管理説明書」によると、
260+[システムバッファ合計サイズ/256]+[最大プログラムサイズ/256]+2
となっていますがそれぞれのサイズはどこを見ればよいのかよくわかりません。ちなみにソースサイズ33行、ロードモジュールサイズ143セクタのLMのアボートダンプがだいたい630セクタぐらいでしたので、これを目安に作ってください。
アボートダンプのファイルは実際必要なサイズより大きなサイズであればOKです。余裕のある大きめのサイズにしておきます。今回はフロッピーディスク上にアボートダンプを作ってみます(当然ハードディスク上にも作ることはできます)。名前とサイズは次の通り。
装置名 FDU000 ファイル名 ABORTDMP ファイルの種類 アボートダンプ ファイルサイズ 3800セクタ -
RUNコマンド入力行で、「#ABC;」と入力して「ENTERキー」を押します。
簡易操作ユーティリティ#ABCが起動されました。
実行したい機能を選びます。「1.ファイル情報の保守」を選択します。
次はこのような画面になります。
ファイルを作成するので、「1.ファイルの保守」を選択します。
次はこのような画面になります。
「1.ファイルの定義」を選択します。
そうすると、次にどの形式のファイルを作るかを聞いてきます。
アボートダンプを作成するので、「20」を選択します。
ファイル定義の画面になります。
装置名に「FDU000」、ファイル名に「ABORTDMP」と入力します。領域サイズは「3800」とします。残りのオプションパラメータは、今回はNOにします。必要に応じて選択してください。
アボートファイルの作成が終了すると、この画面に戻ります。
簡易操作ユーティリティを終了したいときは、「99」と入力して「ENTERキー」を押します。