5.OCFを使ったセキュリティの実際
- (1)OCFの機能の組み合わせ
- 
OCFには、いろいろな機能があり、それぞれの機能を有効/無効にすることによって、非常に柔軟にセキュリティをかけることができます。 システム生成では、 
 - まったく何もなし
- オペレータコードあり(+パスワード)
- オペレータコード(+パスワード)+カンパニコード
- オペレータコード(+パスワード)+機密保護
- オペレータコード(+パスワード)+カンパニコード+機密保護
 の5種類が選択できます。 
 しかし、プログラムだけに機密保護を設定してファイルに設定しない運用にしたり、一部のオペレータだけカンパニを設定したりするなど、いろいろな応用ができます。 レベルは、説明しやすいように私が適当に付けました。システム生成の番号は、上で説明した番号に対応します。
 例えば、4番目(オペレータコード(+パスワード)+カンパニコード+機密保護)のシステム生成を選んで、各オペレータの属性をカンパニなし/オペレータ機密保護はZ9として、実際の運用はパスワードのみとすることができます。
 
 レベル システム生成 実際使用機能 備考 説明 1 2番目 P できればレベル3を選択すべき 説明 2 3番目 P+C できればレベル4を選択すべき 説明 3 4番目 P レベル1の改良版 説明 4 5番目 P+C レベル2の改良版 説明 5 4番目 
 or
 5番目
 ※P+J カンパニなしでプログラムの機密保護だけ 説明 P+C+J 上のにカンパニをプラス P+F カンパニなしでファイル機密保護だけ P+C+F 上のにカンパニをプラス P+J+F カンパニだけなし P+C+J+F 全部使用(?) P:パスワード 
 C:カンパニコード
 J:プログラムの機密保護
 F:ファイルの機密保護
 ※カンパニを使わない場合はどちらでも良い。カンパニ使用する場合は下側のカンパニ付きのシステム生成を選択
 




