オフコンで使える（使えた）その他の言語
- １ オフコンで使える（使えた）その他の言語
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ＣＯＢＯＬ言語以外でＮＥＣのオフコンで使える（使えた）言語をまとめてみました。大概の言語は過去に使えたというものです。
私の調べた範囲で書いています。他にも使えるものがあるかもしれません。
- 1.1 ＳＭＡＲＴ／ＳＭＡＲＴ�供殖咤唯腺劭圻僑釘�
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オフコン独自の簡易言語です。後でもう少しだけ説明しますので、ここは名前だけ紹介します。
- 1.2 ＦＯＲＴＲＡＮコンパイラ
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ＦＯＲＴＲＡＮのコンパイラ。１９８０年代後半には販売終了。
- 1.3 ＦＯＲＴＲＡＮ７７コンパイラ
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ＦＯＲＴＲＡＮ７７のコンパイラです。
ＦＯＲＴＲＡＮという製品の後継製品。
ＦＯＲＴＲＡＮ７７用の数値解析用のサブルーチンライブラリ「ＭＡＴＨＬＩＢ」、ＦＯＲＴＲＡＮ７７統計解析用のサブルーチンライブラリ「ＳＴＡＴＬＩＢ」というオプション製品がありました。
１９９０年代後半には販売終了。
- 1.4 ＣＯＢＯＬ／Ｓ
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ＣＯＢＯＬのところで説明済みです。
２０００年以前に販売終了になったようです。
- 1.5 高生産性言語システム：ＩＤＬ��
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ＳＥＡ／Ｉのところで説明済みです。
事務処理パターンをアクションとして表現。命令はＣＯＢＯＬ言語的です。
１９８０年後半から１９９０年前半の１０年ほどＳＥＡ／Ｉ、ＣＡＳＥＷＯＲＬＤの一部として発売されていました。
ＡＣＯＳでは今も結構使用されていますが、オフコンで使用されたのかは正直あやしいと思います。オフコン用は２０００年頃はもう販売されていません。
ＩＤＬ�兇能颪�れたプログラムはＣＯＢＯＬプログラムに１００％変換できるので、販売終了後はＣＯＢＯＬプログラムに変換したのだと思います。
- 1.6 Ｎ１６−ＢＡＳＩＣ
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１９８２年頃から１９８４年頃まで発売されたシステム２０というパソコンクラスの小型オフコンに搭載されたＢＡＳＩＣ。他のオフコンでは使えません。
あまり詳細には知りませんが、パソコンＰＣ−８００１に搭載のＮ−ＢＡＳＩＣによく似たＢＡＳＩＣだったようです。
Ｎ１６−ＢＡＳＩＣの”１６”は、おそらくシステム２０のＣＰＵがμCOM1600という名前からだと思います。（μCOM1600はＮＥＣオリジナルのマイクロプロセッサ）
このＢＡＳＩＣで書かれたパチンコやゴルフといったゲームの入ったゲーム集や占い、バイオリズムといったプログラムが入ったプログラム集が発売されていたようです。
このゲーム集、うっすらとどこかの展示会か何かで見た記憶があるような気がします。
- 1.7 その他謎の言語たち
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他にカタログかＮＥＣから出たリーフレットか何かで見ただけのものですが、
- アセンブラ
- C言語
- CPL?、HPL？、詳しくは忘れたが、?PLという言語らしい
という言語が使えたりするらしい。
実際、テキストエディタ（＃ＴＥＤＩＴ）では、隠しで「ASS」「ASB」「CCC」「CPL」「HPL」が選択できます。
- ２ クロスコンパイラ
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オフコン上で別のＯＳ上で動くプログラムをコンパイル・リンクすることができました。
- ＰＴＯＳクロスＣＯＢＯＬ・・・ＰＴＯＳで動くアプリケーションを作るためのコンパイラとリンカのセット製品
- ＮＴＯＳクロスＣＯＢＯＬ・・・ＮＴＯＳで動くアプリケーションを作るためのコンパイラとリンカのセット製品
ＰＴＯＳはパソコン：Ｎ５２００用のＯＳ、ＮＴＯＳはＮＥＣの別系統のオフコン：Ｎ６５００、システム３０５０、システム３１００／ＳシリーズなどのＯＳです。
ＰＴＯＳ、ＮＴＯＳともにだいたい２０００年以前に終わっているので、その頃までにはクロスコンパイラも販売終了になっているようです。
- ３ ソース変換
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ＰＴＯＳとＮＴＯＳのＣＯＢＯＬとＡ−ＶＸ（当時はＩＴＯＳという名前であった）のＣＯＢＯＬとでは若干の言語差異があり、それぞれ別のＯＳ上で動かそうとするとＣＯＢＯＬソースの変換が必要でした。このソース変換を行うツールをＮＥＣは製品として出していました。
- ＰＴＯＳ→ＩＴＯＳ ＣＯＢＯＬソース変換
- ＩＴＯＳ→ＰＴＯＳ ＣＯＢＯＬソース変換
- ＮＴＯＳ→ＩＴＯＳ ＣＯＢＯＬソース変換
- ＩＴＯＳ→ＮＴＯＳ ＣＯＢＯＬソース変換
オフコンのＯＳ名がＡ−ＶＸではなく、ＩＴＯＳだった時代のツールです。システム３１００の時代のカタログに載っていました。おそらくクロスコンパイラと同様に２０００年以前に販売終了していると思います。
