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システム運用管理その他諸々 その1

システム管理説明書の運用管理のところに書いてあるもので残った項目をここに羅列します。あまり書くことはないです。
1 A−VXシステム利用制限機能

A−VX02 R3.0から利用できるようになった機能です。内部統制向けの機能強化です。

システム管理者があらかじめ設定したルールに基づき、以下のジョブ管理機能/運用管理機能の利用を制限する機能です。

機能名概 要
システムコマンド制限機能端末毎に、制限対象とするシステムコマンドを指定することで、端末で実行可能なシステムコマンドや拡張システムコマンドを制限することができる
RUNコマンド制限機能端末、またはオペレータ(オペレータIDやカンパニID)毎にRUNコマンドの実行を制限することができる
ログオン制限機能端末、またはオペレータ毎にA−VXシステムへのログオンを制限することができる

あらかじめ制限のルールを記述した設定ファイルを作成し、その内容をシステムへ登録することで制限することができるようになるようです。

システムコマンド制限機能はシステムコマンド毎に制限できるので、例えば一般のユーザは優先処理コマンドやプログラム放棄コマンド、業務放棄コマンドを使用できないように制限する、といったような使い方ができそうです。

なにぶんA−VX02 R3.0はほとんどA−VXの終焉直前なので、どれだけの人が使ったのか、私も使ったことがないのでほとんどわかっていないです。

2 メモリダンプ

システム管理説明書にメモリダンプで1章設けられていますが、前半はシステム用のメモリダンプについての説明です。

A−VX自身がエラーで落っこちたときに、調査の為にシステムのメモリダンプを使用します。NECの人しかメモリダンプの中身はわからないので、我々にはあまり関係ないです。

NECの人からシステムのメモリダンプを採って、と言われたときにここを見て操作をするのだと思います。たぶん。

後半はCOBOLプログラムが異常終了になったときに出力されるアボートダンプについての説明です。こちらはCOBOLプログラムの開発者には関係します。このアボートダンプを使って、異常終了の原因を調査することもできることがあります。(まあ実際はほとんどわからないことの方が多いです。)

アボートダンプはCOBOLプログラムに関係するので、COBOLについて説明しているところで説明します。

3 A−VX初期化状態表示

A−VXが起動しているときに進捗状況が表示される機能です。プログレスバーで進捗率が示されて、A−VXの起動中の工程名がいろいろ表示されます。見ても進んでいるなぁぐらいしかわからないので、普段はタスクバーに最小化されています。

4 WS監視機能

WS監視とは端末とサーバが正しく接続できているかを一定時間毎に監視する機能です。
標準WS監視時間設定ツールで設定します。